未来をひらく言葉 211
●カマキリが高いところに産卵すると大雪
(民間伝承/酒井興喜夫著『カマキリは大雪を知っていた〜大地からの「天気信号」を聞く』農文協・人間選書250・2003年より。
気象を見事に予測する昆虫の不思議に挑んだ本が発刊されました)
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未来をひらく言葉 212
●一遍や、西行、芭蕉らにとって旅とは、時々刻々自分を捨てていくことであり、今いる時点を否定して、次の所に移っていくことの連続である。否定を繰り返す過程で日常生活を捨てていき、どんどん自分自身を裸にしていく。そこではじめて、巨いなるものに出会えると考えた。
(栗田勇さんのことば『日本文化のキーワード』祥伝社・1993年より)
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未来をひらく言葉 213
●敷島の やまとごころを 人問わば 朝日ににほふ 山桜花
(本居宣長)
山桜花というのは、ただ自然の美しさ、爽やかさの象徴で、ごく日常的、普通の光景を詠んだものだという意見もある
(栗田勇さんのことば『日本文化のキーワード』祥伝社・1993年より)
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未来をひらく言葉 214
●(中国古典「荘子」によれば、「遊ぶ」とは)天地宇宙の根元の動きに没入して己れを忘れ、巨いなるものと一体化した絶対の境地
(栗田勇さんのことば『日本文化のキーワード』祥伝社・1993年より)
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未来をひらく言葉 215
●「道」とは、突きつめたところ、任せること、天のなりゆきに任せることである
(栗田勇さんのことば『日本文化のキーワード』祥伝社・1993年より)
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未来をひらく言葉 216
●作物1年、木10年、人100年
(中国のことば)
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未来をひらく言葉 217
●物の移動はなるべく少な目に
(「地産地消」をすすめる篠原孝さんのことば『第一次産業の復活』ダイヤモンド社・1995年)
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未来をひらく言葉 218
●宇宙の不思議を知りたいという願いではない、不思議なる宇宙を驚きたいという願いです
(国木田独歩『牛肉と馬鈴薯』より)
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未来をひらく言葉 219
●朝はしっとりぬれている 朝はやさしくふくらみをもっている
(八木重吉「朝」より)
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未来をひらく言葉 220
●自然に酔う甘美なこころもちは日本文化を貫通して流れる著しい特徴である
(和辻哲郎のことば『古寺巡礼』より)
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未来をひらく言葉 221
●「あけび」 詩・星野 富弘
あけびを見ろよ
木の枝にぶら下がり
体を二つに割って
鳥がつつきにくるのを
動きもしないで待っている
誰におしえられたのか
あんなにも気持よく
自分を投げ出せる
あけびを見ろよ
星野富弘詩集『鈴の鳴る道』
(偕成社・1986年より)
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未来をひらく言葉 222
●自然はそれを愛する者の心を裏切るようなことは決してない
(ワーズワース)
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未来をひらく言葉 223
●「行く」 詩・石垣 りん
木が
何年も
何十年も
立ちつづけているということに
驚嘆するまでに
私は四十年以上生きてきた。
草が
昼も夜も
その薄く細い葉で
立ちつづけているということに
目をみはるまでに
さらに何年ついやしたろう。
木は
木だから。
草は
草だから。
認識の出発点は
あのあたりだった。
そこから
すべてのこととすれ違ってきた。
自分の行く先が
見えそうなところまできて
私があわてて立ちどまると
風景に
早く行け、と
追い立てられた。
(三木卓編『生命の詩』筑摩書房より)
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