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vol.10
 
あなたを支えることばをぜひお教えください。きっと誰かがあなたのことばを待っています。21世紀の希望を一緒に紡いでいきましょう。メールもしくはファクス、お待ちしております。
未来をひらく言葉 136

●豊かに蒔く者は、豊かに刈り取ることになる。
(コリント人への手紙)


未来をひらく言葉 137

●センス・オブ・ワンダー
(神秘さや不思議さに目を見張る感性)をはぐくんだ人は、人生に疲れることはない(レイチェル・カーソンのことば)


※「沈黙の春」で化学物質が生態系に与える影響に警鐘を鳴らした科学者レイチェル・カーソンの生家を保存する協会のホームページ
http://www.rachelcarson.org/




未来をひらく言葉 138

●人間の世界では「一花咲かす」ことができればたいしたものだが、雑草にとってはそうはいかない。「実を結ぶ」ことが最終的な目標であり、花を咲かせることはそのための手段にしか過ぎないのである。雑草にとっては花を咲かせることは「実を結ぶ」ための大詰めの作業、一生一代の大事業である。だから大いなる使命を帯びた小さな花は、挑戦心と工夫に満ちふれている。
(稲垣栄洋さんのことば『雑草の成功戦略〜逆境を生き抜く知恵〜』NTT出版・2002年より)


未来をひらく言葉 139

●私の家ではいまでも薪でごはんを炊いていますが、薪に使う木を闇の頃に伐らないと、その木は虫がついて薪が積んである小屋の地面に微細な虫糞がつもります。竹も同じことで、大空に月が夜通しある時に伐った竹は1年も経つと虫害による小穴が一面にできて使いものになりません。月が夜空にある頃を避けて陰暦の月末頃伐った木や竹は虫がつかず、風雨にさらしておいても長く耐えます。
(古久保宇吉さんのことば『健康学雑録』地湧社・1986年より)


未来をひらく言葉 140

●山村の過疎化、高齢化が進んで林業が廃れるとともに、森にかかわる職業や技術が失われようとしている。きこり、木挽(こび)き師、炭焼きといった山仕事に直接結びつく言葉はもとより、鷹匠、桧皮ぶき、いかだ師など、森にかかわる職業や文化も「絶滅」が心配される状況になっている。林野庁監査室長の平野秀樹さんが、森林にまつわる仕事を数えたら52種にのぼった。市場性をなくして消えゆく職業を復活させるのは難しい。しかし、伝統技術を記録し、その知恵を次の世代に引き継ぐ意義は決して小さくない。そう考えた平野さんは「聞き書き甲子園」を思いついた。高校生100人に、全国の「森の名人」にインタビューしてもらう。野球と違って勝ち負けを決めるわけではない。きちんと取材をして記録に残すのが目的だ。米国の教育プログラムにヒントを得た。・・・孫のような世代との交流は、森に生きてきたお年寄りたちに改めて仕事に対する自信と誇りを呼び起こすに違いない。一方、高校生は教科書では得られない知恵を学ぶはずだ。森を利用し管理することが循環型社会を支える。そのことを肌で感じ、日本が森の国であることを再認識してくれれば、と願わずにはいられない。
(朝日新聞編集委員・村田泰夫さんのことば「朝日新聞2002年10月2日付より」

※森の“聞き書き甲子園”ホームページ
http://www.rinya.maff.go.jp/puresu/h14-11gatu/1127kikigaki.htm


未来をひらく言葉 141

●頬を撫でてゆく風の感触も甘く、季節が変わってゆこうとしていることがわかります。アラスカに暮らし始めて15年がたちましたが、ぼくはページをめくるように、はっきりと変化してゆくこの土地の季節感が好きです。人間の気持ちとは可笑しいものですね。どうしようもなく些細な日常に左右されている一方で、風の感触や初夏の気配で、こんなに豊かになれるのですから。人の心は深くて、そして不思議なほど浅いのだと思います。きっとその浅さで人は生きてゆけるのでしょう。
(写真家・星野道夫さんのことば『旅をする木』より)
※2003年3月までスタッフだった福知山の北山ゆかりさんからいただいたことばです。

未来をひらく言葉 142

●1999年にイタリア、トスカーナ地方のグレーべから派生的に広がったスローシティ運動がある。2000年7月には、「スロー イズ ベター」の考えに賛同した他のイタリア小都市30が“スローシティ” を宣言した。“スローシティ”であるための資格は容易ではない。伝統的町並み、豊かな文化、調理、職人技術が伝承されていることはもちろんのこと、派手なネオン広告の禁止、中心地への車の乗り入れ禁止、自転車道の普及、地域の小食堂、樹木、公園、広場の保護、騒音規制など細則にわたって市長が宣言しなかればならない。(國學院大學経済学部教授・古沢広祐さんのことば『農業と経済 特集スローフード運動』
(昭和堂・2003年1月号より)


未来をひらく言葉 143

●私が仕事をするのは、球根をたくさん買うためです。
(ガーデンや菜園はもちろんのこと、ミツバチを飼って蜜ロウを作り、19世紀的なアメリカの古い田舎生活を愛した絵本作家ターシャ・テューダーさんのことば)


未来をひらく言葉 144

●村はぼくにとって“サナトリウム”のようなものやった。ボロボロになっていたぼくがそこで自然とかかわることによって、少しずつ自分を取り戻してゆくことのできたサナトリウム。
(歌手・岡林信康さんのことば『岡林信康の村日記』(講談社・1982年より)


※フォークの神様・岡林信康さんは1972年11月から、76年6月まで、綾部市奥上林の、過疎の村の1軒家を買われ、田舎暮らしをされていました。そこは市街地からは車で約30数キロ、峠を越せば福井県、雪も多い地域です。


未来をひらく言葉 145

●自給自足と簡単にいう。しかし、これがなかなか大変なのだ。うどんを食べたければまず、11月に麦のタネをまく。霜が降りはじめ、地下タビの先がつめたく感じるころだ。麦が5センチほど伸びてからは、寒風の吹く殺風景な畑のなかを、バカみたいに行ったり来たりして麦踏みをする。春近くなれば、麦の株に土を寄せる。そして、むし暑い6月、梅雨の晴れ間をみて麦刈りをし、身体じゅうチクチクする麦の穂に苦しめられながら脱穀する。やがて、精米所で粉になって帰ってくる。小麦の粉は塩・タマゴ・水で練り上げる。額に汗がにじむほど全体重を手のひらにかける。そしてうどんの太さに切り、ゆであげれば出来上がりだ。麦まきをしてから、なんと34万5千分かかった。うどん屋に食べに行く時間の3万4千倍の効率の悪さだ。うどん1つとっても、自給自足とは大変な代物だ。米も味噌も醤油もこの調子である。しかし、そのうまさがまた3万4千倍で、こたえられない。これだけ手間をかけてまずかろうはずがないが、食う前に、もううまいのだ。食う前にうまくて、食っても抜群だからこそ自給はやめられない。なぜこんなにうまいのか、よく考えてみる。促成であったり添加物がつかっていたりしない本物だからということもあるが、それ以上に、自分の信念と情熱がこの味のなかに浸み込んでいるからだ、と納得している。
(坂根修さんのことば『都市生活者のための ほどほどに食っていける百姓入門』十月社・1985年より)


未来をひらく言葉 146

●さまざまのこと思ひ出す桜かな
(貞享5年、松尾芭蕉が詠んだ句)


未来をひらく言葉 147

●木を植えるのは、場の未来の創造に息の長い参加をすることを意味する。大げさにいうと、もしたくさんの人たちが土地を気づかって、未来へのメッセンジャーにふさわしい記念樹を植えるようになったら、たちまち先行きの明るい場所が増えるだろう。
(『地球の庭を耕すと〜植物と話す12か月〜』(ジム・ノルマン著・星川淳訳・工作舎・1994年より)


未来をひらく言葉 148

●そういえば、私の母は流れの鈍い河や、まして池には決して小石を投げたりしない。この石は二度と地上に上がって来ることが出来ないのかと思うと、ある時かわいそうになったからだ、という。私もその話を聞いてから、徒(いたず)らに石を投げるのをやめた。石を1つ拾うのにも慎重になるのは、この母の血が混じっているからであろうか。
(画家・三村逸子さんのことば・『海に漂流するもの 岸に寄り来るもの』・あなが倶楽部発行NEWSLET・1991年より)


未来をひらく言葉 149

●美の最高の教師は、自然である
(芸術学者、作家の布施英利さんの座右の銘)


未来をひらく言葉 150

●私が長年自然食をしている理由は、単に健康になるとか、地球にやさしいとかではないのです。これまでの私自身の体験の中で最もお伝えしたいことは、「食べ物を変えると運命が変わる」ということなんです。だから、病気を治したいから玄米・菜食をするというのとちょっと考え方が違います。感謝をもって食べ物をいただくことによって、自然界全部がこのいのちを応援してくれる、ということは、具体的には自然を後援会長につけたようなものなんです。それは後援会長としてはこれ以上のものはないでしょう。神様を後援会長につけているのと同じですから。そうなれば、どんな夢でも叶う気がするんです。夏にはやっぱりトマトやきゅうりばっかり。そして冬には大根ばっかり・・・。どうしてそれが山ほどできるのかと言うと、その時、その季節に必要なものだから、それをしっかり食べなさいという自然界からのメッセージなのです。暑い夏には果菜類でからだの熱をさまし、寒い冬には根菜類を通して地中のエ
ネルギーまでをもからだに摂り込み、あたたまりなさいということなのでしょう。
次々と収穫できる同じ材料を形や味を変え、変身させて食卓に登場させること、それこそが料理の楽しみであり、醍醐味でもあります。
(船越康弘さん・かおりさんのことば『わらのごはん』地湧社・1999年より)

※船越康弘・かおりご夫妻の『わらのごはん』(地湧社)は、「花嫁道具」としてぜひ持っていってもらいたいくらいすてきなレシピ集です!


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