●バックナンバー81〜100

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81●コア・コンピタンス
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田園クラフトの達人・四方静子さんが1〜2週間分まとめて、日本農業新聞を届けてくださいます。
ある日、新聞チェックをしていたら、こんなことに気づきました。

それは「PR(public relations)」や「アピール」という文字がたくさん紙面に踊っているということです。1つの新聞にいったいいくつこの言葉が使われていることでしょう。それは農業新聞だけではありません。全国紙も地方紙も同じです。

そんな視点で社会を見つめたら、この世は本当にPR社会だと見えてきます。

PR社会。
それは自社商品やサービス等を世に宣伝PRする社会です。

PRするのは会社だけではありません。観光のためには国家も市町村もPRします。国家や市町村、企業もNPO(非営利組織)も、そして個人もPRする時代。今という時代は「大PR時代」ともいえます。

国家、市町村、企業、NPO、そして個人は、何をPRするのか。

特色(長所)、先進性(先端性)、変革性、独自性、地域性、社会性、公共性・・・。楽しさ・ワクワク(entertainment)や問題解決(solution)がきっといまのPRの中心です。

いま、ビジネスの世界では「コア・コンピタンス」という言葉がよく使われます。

コア・コンピタンスとは、「社会の中で勝負できる強みや切り札」「中核的競争力」等と訳されます。

今後、あらゆる経営(国家〜家庭)においてもコア・コンピタンスを認識した経営が求められていくことでしょう。

今年も残り1ヶ月となりました。

今年はどんな1年だったかなとゆっくり振り返る作業をしています。

里山ねっとのコア・コンピタンスとは何か。綾部のコア・コンピタンスとは何か。

ゆっくり見つめ直す作業をしています。

(文・塩見直紀)


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82●里山紀行
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先週末、神戸からのお客様(旅人)がありました。

今年、すでに5度、綾部に訪問されています。

逆に、私は何度、神戸を訪ねたか。私が神戸を訪れたのはゴールデンウィークの1度だけです。

上には上の方がいて、年に20回も里山ねっとを訪れてくださる綾部ファンもあります。先週末は神さまがちゃんとシナリオを書いておられたようです。

神戸のお客様が来られるころ、里山クラフトの達人・四方静子さんを里山ねっとに仕向けておられました。神戸のお客様は今年、植物に開眼されたといいます。四方さんも里山の植物博士でとっても意気投合されました。その日はちょうど四方さんの個展の最終日、見に行っていただくこともできました。里山ねっとはそんな不思議な場所でもあります。

人と人、人と自然、人とモノ、自然とモノ・・・が出会えば、そこに物語が生まれます。この9月より、綾部市の広報紙「ねっと」において、「里山紀行」のコーナーが始まりました。小さな小さなコーナーですが、少しでも21世紀の希望や可能性・・・を届けることができればうれしいです。PRをかねて、9月〜11月号分をお届けします。

里山紀行1里山ねっと・あやべは平成12年夏に発足、綾部に内在する地域資源(里山の風景、文化、人など)を活かし、市内外にPRし、都市との交流やゆるやかな定住増を促進するネットワークとして、鍛治屋町の旧豊里西小学校を拠点に活動しています。

市内外に向けての情報発信や協働事業を応援してくださるパートナーをご紹介します。昨年、「21世紀の生き方、暮らし方を綾部の里山で考えよう」と銘打って「田舎暮らしツアー」を開催し、都市部にお住まいの方に多数参加いただきました。参加者と地元の方が小畑、鍛治屋、小西の3町を一緒に歩き、「里の魅力探し」をおこないました。

鍛治屋班を先導いただいたのは、この地域に伝わる小畑六左衛門の民話や郷土史の語り部である山下延一さん(78歳・同町在住)です。納屋や路地、ため池など見るものすべてがめずらしいという都会のみなさんの質問に熱心に答え、農村の古くて新しい魅力を伝えてくださいました。都会の方にとっても、忘れられない1日になりました。

地域に内在する宝を再発掘する動きがいま全国で活発化しています。先人の知恵を伝承されている先輩世代のみんなが特に大事なキーパーソンといわれています。みなさまのお知恵をお貸しください。よろしくお願いします。

里山紀行2近江商人は「買い手よし」「売り手よし」「世間よし」の「三方(さんぽう)よし」を商の理念にしたといいます。今、その哲学が時代を超えて様々な分野で注目されています。

里山ねっと・あやべも「綾部(地元)よし」「都市住民(来綾者)よし」「社会よし」の「三方よし」をめざし、都市との交流、グリーンツーリズムを進めていきたいと考えています。

この里山紀行では美しい綾部の里山の地で繰り広げられているすてきな物語をご紹介してまいります。里山ねっとでは、昨年より都市との交流イベントを各種おこなう中で、地場産の素材を活かし、手料理でお迎えしよう!と地元の生活改善グループ「空山グループ」(代表・村上とみ子さん・小畑町)の皆様に味噌料理をお願いしましたところ、そのおいしさのファンになられた参加者の方がグループの広報PRを応援したいとポスターを手弁当で制作してくださいました。

また、味噌を活かした料理やお菓子を研究くださる方も現れ、都市との交流の中で、新しい物語が次々と紡がれていっています。綾部には人を癒す里山の風景、魅力的な人やちから(産品、技などのソフト力)がたくさん眠っています。

里山紀行3地域に内在する宝を再発掘する動きがいま全国で活発化しています。20世紀は「ないものねだり」の時代でしたが、21世紀は「あるもの探し」の時代といわれています。まなざしが変われば、地域に埋もれた宝物がどんどん見えてきます。里山ねっと・あやべでは、発足以来、綾部の「里山力」「ソフト力」「人財力」の「3つの力」を活かした都市との交流を模索してきましたが、綾部の地域資源の豊富さを実感しています。

いま、「地元学」と呼ばれる地域資源発見の手法は今後のまちづくりに欠かせないキーワードといわれ、昨年、里山ねっとも地元学の指導者を招き、豊里北部地区の宝物探しをおこないました。小西町の山下百合子さん(75歳)をはじめ、先人の知恵を継承されている先輩世代に道案内をしていただきながら、手塩にかけて育てられた美しい茶畑の風景をはじめ、「乳母懐」と呼ばれる水源地、子ども時代の遊び場、ため池、民家の庭や蔵などをめぐり、小西町の魅力をたくさん伝えてくださいました。

都市住民と地元住民のこころがひとつになっていき、2泊3日の旅の終りには、感激で訪問者が涙ぐまれるシーンがありました。都市との交流の中で、新しい物語が次々と紡がれていっています。綾部には人を癒す里山の風景、魅力的な人やちから(産品、技などのソフト力)がたくさん眠っています。これからもすてきな物語がいっぱい生まれていきますように!

(文・塩見直紀)


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83●ことし いちばん うれしかったこと
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夜8時、ふとんの中で父子の絵本タイムが始まります。

5歳の娘との、かけがえのない楽しいひととき。子どもの本を読んでいると、いろんなことに気づかされます。
11月、娘と図書館に行き、中川李枝子さんの名作絵本「ぐりとぐら」シリーズ『ぐりとぐらの1ねんかん』を借りてきました。

主人公のねずみ「ぐりとぐら」が1年12ヶ月の、自然や旬の食べ物、歳時、行事などを楽しみながら、たのしい1年間を暮らしていくというかわいい絵本です。

1年の最後の月、12月のページには、下記の素敵なメッセージがありました。

もうすぐ ことしと おわかれさよなら パーティ しましょうみなさん どうぞ きてくださいごちそう つくって まってますきた ひとはことし いちばん うれしかったことをおはなししてください『ぐりとぐらの1ねんかん』文 中川李枝子・福音館より

「ことし いちばん うれしかったこと」という言葉が心に残りました。
眠りについた娘の寝息を聞きながら、ふとんの中で考えました。
今年もたくさんの「うれしかったこと」があったなと。
私にとって、「ことし いちばん うれしかったこと」。
家族にとって,「ことし いちばん うれしかったこと」。
そして、里山ねっと・あやべにとって、「ことし いちばん うれしかったこと」。
里山ねっと・あやべにとっても「うれしかったこと」、今年もいっぱいありました。
里山ねっと・あやべにとって、「ことし いちばん うれしかったこと」は何だったろう。
そんなことに思いを馳せる内省とビジョンメイクの12月です。
あなたにとって、「ことし いちばん うれしかったこと」って、何ですか?

(文・塩見直紀)


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84●手づくり市
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12月15日(日)、京都市の知恩寺(京都市左京区百万遍)で今年最後の「手づくり市」が開催されました。
綾部の里山クラフトの達人・四方静子さんから、「12月も出店します!」とうかがっていたので、晴天の京都へ、家族で久しぶりに行ってきました。

四方さんは自家用車に野花のドライフラワーをいっぱい積み込んで、ご主人と京に向かわれます。

市にはたくさんのなじみのお客様がおられ、四方さんの里山素材を待っておられました。

以前、四方さんからあることをお聞きし、気になっていることがあります。

それは・・・。

「都会の人は完成した手づくり作品ではなく、(自分が作りたいものに使う)素材をほしがっているのかもしれません」
という体験からの気づきです。

今回、手づくり市に遊びに来たのは、その見えない潮流を探れたらという思いもありました。
時代はどう変化しているのでしょう。

完成した作品ではなく、素材がほしいとはどういうことなのか。

それをじっくり考えてみたいと思いました。

もしかしたら、それはたとえば、「グリーン・ツーリズム」にもいえることかもしれません。

完成された、パッケージ化された「体験プログラム」を欲するのではなく、「自己探求の素材」を探している・・・のかもしれないな、と。

手づくり市は、いま人びとが求めているモノは何か、どんなモノにチカラがあるのかを考えるきっかけを与えてくれました。

手づくり市の数日前、子どもが通う幼稚園で、母親のつる編みの会があり、我が家もつる採りの応援をしました。その際、四方さんにつる採りを指南いただきました。

その恩返しに、手づくり市への搬入と売り子を少しだけお手伝いしました。とてもよい経験をさせていただけたこと、感謝いたします。

1〜3月は四方さんも出店はお休みのようですが、みなさまもぜひ手づくり市に遊びに行ってみてください。四方さんを見かけたら、声をかけてくださいね。

四方さんを通じて、綾部の里山ファンがひとりふたりと、どんどん増えています。

(文・塩見直紀)


手づくり市について・・・毎月15日(雨天の際は16日)、京都市左京区百万遍の知恩寺で開催、時間は9:00〜夕暮れまで。京都市営バス「百万遍」下車すぐ。毎回300以上の店が出店されます。


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85●ホームページ
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里山ねっと・あやべのホームページのカウンター数が12月19日〜20日にかけて、「20000」になりました。

「19999〜20001」の3名様の方にささやかな里山の幸をプレゼントしますとインフォメーションしていましたところ、岩手県、神奈川県から「好運者です!」とメールが届きました。見事射止められましたみなさま、おめでとうございます!

「20000」という1つの記念の日を迎えさせていただきましたこと、本当にうれしく思います。ホームページを開設以来、たくさんの方が訪問してくださいました。今日まで訪問いただいたすべてのみなさま、何度も訪問してくださるリピーターのみなさま、「お気に入り」に登録してくださっているみなさま、また、リンクをしてくださっているみなさま、本当にありがとうございました!

「綾部」「里山」「森林ボランティア」「田舎暮らし」「農的生活」「定年帰農」「古民家」「空家」「グリーン・ツーリズム」「ルーラル・ツーリズム」「アグリ・ツーリズム」「都市との交流」「農家民泊」・・・といろんなキーワードで里山ねっと・あやべのホームページにやってきてくださいます。

みなさんはどんなキーワードでここに辿り着かれましたか?

里山ねっとはホームページを通して、何を届けることができたのだろう。何を贈ることができたのだろう。いま、そんなことを思っています。

ときどき、ふと立ち寄りたくなるような、帰りたくなるような、「こころのホームページ」。
そんなホームページになれたらいいなあと思います。また、たくさんの方々とのコラボレーション(協働・共創作業)で21世紀の夢を、希望を、可能性を一緒に育てることができればと思います。今後とも精進いたしますので、ご指導の程、よろしくお願いします。

2003年は、ホームページを通して、どんな出会いがあるのでしょう。とても楽しみです。そこから、新しい物語が生れたらうれしいです。

みなさま、よい年末年始をお迎えください。2003年もきっとすてきな風がみなさまのもとに吹きます!

(文・塩見直紀)


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86●天の下の出来事 里山系★未来の言葉7
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87農家民泊体験記(小林真利子さん)
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88スローでいこうよ
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コラムニストの天野祐吉さんが朝日新聞の「CM天気図」(2003年1月12日付)でおもしろいことを書かれていました。

世の中がパッとしないので、テレビもCMもパッとしないのは当然と天野さんはCMの観点から、世相を分析されています。

それで、そろそろパッとする方向を示すような「新しい生活のイメージ」をCMがつくりなさい!とメッセージをされています。以下、天野さんのメッセージは紹介しましょう。

「パッとする方向」は、たぶん、いままでの流れの延長線上にはない。「大きいことはいいことだ」とか「速いことはいいことだ」という軸の上に成り立ってきたいままでの世の中とは、思いっきり違った方向に向きを変えなければ、パッと視界が開けるということはありえないだろう。

筑紫哲也さんたちの「ニュース23」(TBS系)が去年からつづけている「スローライフ」というテーマは、そんな新しい方向を暗示しているように思う。“大きいこと”や“速いこと”より、“小さいこと”や“遅いこと”のよさを見直していこうという、いわばユックリズムのすすめだが、そういう意識の改革が、いまの世の中でいちばん大切な“改革”なんじゃないだろうか。

が、「スローライフ」のようなテーマも、論より証拠というか、面白くて、カッコいいイメージとして具体的に表現されないと、なかなか世間には広まらない。世間が動くのは“正しいこと”や“いいこと”によってではない。“おもしろいこと”や“カッコいいこと”によって動くのだ。(引用以上)

日本文化に詳しい、ある外国の先生からの直伝で「日本(日本人)は“カッコいい”か“カッコよくない”かということをとても重んじる」と教わったことが私もあります。そして、さらに付け加えるなら「かわいい」もとても大事です。

本当に本当に「カッコいい」は大事なキーワードです。この天野さんの最後のメッセージ「世間が動くのは“正しいこと”や“いいこと”によってではない。“おもしろいこと”や“カッコいいこと”によって動くのだ」を念頭に入れ、おもしろくて、カッコいい里山的生活の提案をしていきたいと思いました。

それぞれの2003年が始まって、約半月。

「今年はすべての人にとって、変革の年となる」と誰かが言っていましたが、私個人にとっても、里山ねっともよい変革の年にしていきたいなと思っています。

新しく始まったみなさまの2003年が、変革に満ちた素敵な日々でありますように!

(文・塩見直紀)


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89●帰郷
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早いもので、故郷にUターンしてまる4年が経ちました。

1999年1月末、京都市内から綾部に、家族でUターンして早いもので4年になります。いま、指折り数えてみて、驚いています。

Uターンして、何年経ったのだろう。そんなことを意識するきっかけをくれたのは、今年、友人がくれた年賀状でした。そこには「1997年12月にUターンして、まる5年が経ちました」と書かれていました。若手の中心的人物で、綾部のまちづくりのため、日夜、献身してくれています。

みな、それぞれの思いを持って、故郷に帰ってきています。古より、そして、いまこの瞬間も。

30歳で夭折した抒情詩人・中原中也(なかはら ちゅうや)の代表作に「帰郷」という詩があります。

詩人・中原中也は1907年(明治40年)、現在の山口市湯田温泉で中原医院の待望の長男として生れました。成績優秀でしたが、文学に耽って、山口県立中学を落第し、京都立命館中学に転入。そこで詩人・富永太郎や高橋新吉の影響を受け、詩を書き始めます。

1925年(大正14年)上京。小林英雄、大岡昇平らを知るにおよび、詩的天分が開花し、評価されるに至ります。この年、詩に専念しようと決意。18歳のときのことです。1937年(昭和12年)、病のために30歳の若さで、鎌倉で亡くなりました。

すでに意識が朦朧としていた病床で、母親が「早く山口に帰ったらよかったね」と話しかけると、そのときばかりは「そうそう、そうそう」とはっきりと答えたといいます。

中也が生れた山口市湯田温泉を訪れる人は、盆地にかこまれた、あまりにも静かな町のたたずまいに驚くそうです。山口は日本最初のキリスト教布教(天文18年)の地でもあり、中也の祖父は熱心なカトリック教徒で、幼い中也をつれて、山口の教会によく通いました。のちの中也が宗教的情熱を帯びたのも、ふるさとにおける幼き日の感化によるものかもしれません。

また、山口市内を流れる椹野(ふしの)川、やわらかな曲線を描く姫山、中国地方の和やかな月光、静かなたたずまい・・・は、春秋、中也の詩魂を養いました。

早熟な天才は16歳で恵まれた故郷のまちを捨て、京都、東京へと行き、生涯再び山口の町に安住することはありませんでした。

啄木が、犀星が、白秋がそうであるように、日本の詩人たちは、遠く離れた故郷を意識し、魂をふるわす詩歌を残しています。

もうすぐ旧正月。故郷の歌を、こころをこめて贈ります。

(文・塩見直紀)

帰 郷      中原 中也

柱も庭も乾いてゐる 今日は好い天気だ 縁の下では蜘蛛の巣が 心細さうに揺れてゐる
山では枯木も息を吐く あゝ今日は好い天気だ 路傍の草影が あどけなく愁みをする
これが私の故里だ さやかに風も吹いてゐる 心置きなく泣かれよと 年増婦の低い声もするあゝ おまへはなにをして来たのだと・・・・・ 吹き来る風が私に云う


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91おばあさんからの宿題
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今年も小さな里山物語がこの綾部でもいくつも紡がれ始めています。小さな小さな物語。でも、それは人から人へと口伝(くちづ)てに伝わっていく魔法の物語です。

昨年の秋から、市の広報紙「ねっと」で「里山紀行」という連載が始まりました。「里山紀行」とは、綾部の里山を舞台に素敵な生き方、暮らし方をされている方から学び、「生きるっていいな、楽しいな」ということをお伝えする里山ねっとがお送りする小さなコーナーです。2月号では下記の物語をご紹介しました。

農村風景やトンボ、クモなど自然写真など、地元の写真にこだわり、写真を撮っておられる新庄町の上羽寛一郎さん(74才)は里山ねっとがある豊里北部地域にもよく足を運ばれています。

晩秋の空山(そらやま・351・9m)を撮ろうと上羽さんが小畑町でカメラを構えておられると、畑仕事のおばあさんが笑顔で「空山は春夏秋冬、いつでもきれいやで。いっぱい写してやって。空山が喜びますで」と心暖まる言葉をかけてもらったと話してくださいました。

「空山が喜びます」という言葉がとても印象的です。「山が喜ぶ」「川が喜ぶ」・・・。21世紀はきっとそんな感性がとても大事になっていくと里山ねっとは考えています。(綾部市広報紙「ねっと」2003年2月号より)
発行されて幾日か経ったある日、KBS京都テレビから、上羽さんを取材したいと連絡が入りました。市の広報紙を見られたとのことでした。

京都北部の自然、歴史、文化、などを訪ね歩き、その中で「ふるさとづくり」に関わる方の想いを紹介する「ふるさとを創る!〜情熱の群像〜」という番組です。

早速、上羽さん宅にお願いにあがりました。上羽さんとお話しすると、決まって、このおばあさんの話になります。上羽さんにとっても、私にとっても、この出来事は大変印象深いものなのです。

今回、訪れた時も、また、おばあさんの話になりました。すると上羽さんがいつもとは違うことを、ふともらされました。
「山が喜ぶ写真って、空山が喜ぶ写真って、いったいどんな写真だろう。最近、そんなことを考えるようになりました」と。

「それはそれは哲学的な、いいことを考えておられますね。おばあさんからの宿題ですね」と私はいいました。本当に山が喜ぶ写真って、どんな写真でしょうか。いつ、どこから撮ってあげたら、山は喜んでくれるのでしょうか。
二人は急に黙り込み、静かな時間が流れました。すてきな宿題を出してくれたおばあさんに感謝です。私も一緒に解いてみたいと思いました。

来週、ロケがあり、放映日は3月2日(日)午前10時30分〜11時だそうです。

放映日をお伝えすると上羽さんはびっくりされました。75回目のお誕生日とのことです。また1つすてきな物語が増えそうです!

可能な方はチャンネルをお合わせください。(文・塩見直紀)


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92●里山で囲碁をしよう
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3月2日放映のKBS京都テレビの番組「ふるさとを創る!〜情熱の群像〜」のロケが今週、この地域でありました。

外でのロケに同行し、撮影を見守っていたら、「何のロケですか?」と地元の方がたくさん声をかけてくださいました。

そうしたことがきっかけで、小畑町にお住まいの久馬(きゅうま)耕寿さんご夫妻と、道端で話しをする機会がありました。

久馬さんは菊づくりや盆栽の名人で、昨秋の菊花展にも文化祭にも見事な鉢を出品くださいました。今、流行のミニ盆栽や山野草小鉢などにもチャレンジされています。

今年、素敵な会がこの地に生まれました。

1月5日に発足した「里山囲碁会」(代表・村上薫さん=小畑町)です。

里山囲碁会は里山ねっとがある綾部市豊里北部地域の囲碁愛好家8名が、地域の親睦、また市内外、都市住民と囲碁を通じて交流を深めながら、心豊かな村づくりを、と願って発足されました。

久馬さんもその囲碁会の発起人だったことを思い出したので、囲碁会の話になりました。しばらく囲碁の話をしていたら、「塩見君のおじいさんは誰だったかな?」とふと尋ねられました。

「塩見菊蔵です」というと、
「ああ、菊さんか!ぼくは菊さんに碁を教えてもらったんだよ」
「ああ、そうなんですか!」とびっくりしました。

久馬さんは、なつかしそうに、当時のことを語って聞かせくださいました。
静かな里で囲碁をする。


新しい友と人生を語りあう。

そんな出会いの中で、いろいろな物語が生まれていく。

里山囲碁会を通じてそんな物語がいっぱい生まれますように。

囲碁に関心のあるお知り会いの方がいらっしゃいましたら、「こんな1日の過ごし方もあるよ」とまわりの方に伝えていただければうれしいです。

碁盤(折りたたみ式など)、碁石の寄付も受け付けています。

ほったゆみ・原作、小畑健・漫画の『ヒカルの碁』(1〜20巻)もそろっています。
里山で囲碁をする。それは21世紀の新しいライフスタイルになるかもしれません。

(文・塩見直紀)


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93●空山塾 MEETSとよさと石窯ゆめ工房〜子どもたちの夢がかなった1日
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2月23日(日)、英語塾「空山塾」の「こども英語発表会」が里山ねっとにおいて、開催されました。

「空山塾」は綾部に移住され、ご夫妻で草木染めをされている森口靖彦さん(長く英語を教えていらっしゃいました)とオーストラリアで長く旅行業に携わっておられた地元出身の久馬功さん(ともにお隣の小畑町在住)が主宰されている、子どもから大人までが学べる英語塾です。

発表会の場所を生徒である子どもたちに伝えると、「ピザが焼けたらいいな!」という声があがりました。

とよさと石窯ゆめ工房(石窯ファンによるパン焼きクラブ)のみなさんに子どもたちの夢を叶えてあげてくれませんか?とお願いしたら、快く引き受けてくださることになり、発表会のあと、親子でピザ作り体験をおこなわれることになりました。

子どもたちは学びの成果を少し緊張しながらお父さん、お母さんに見せた後、熱々のピザをほおばりました。
親子50人はおなかいっぱいになり、大満足だったそうです。

きっと、その日の夜は夕食で「おいしかったね!」と会話がはずんだことでしょう。
子どもたちやご両親から、口伝てに「おいしかったよ!」と評判がひろがるかもしれません。ゆめ工房さん、忙しくなりますよ!

たとえば、東洋と西洋が出会って、双方が触発され、また文化が融合し、新しい何かが生まれた。そんなとき、よく英語で“A MEETS B”と表現されます。

今回は、「空山塾」と「とよさと石窯ゆめ工房」が出会って、新しい物語が生まれました。きっとそれは子どもたちが大きくなっても決して色あせることはない、そんな気がしています。

本当に「出会い」って不思議です。これからも里山ねっとは、どんどん、“A MEETS B”をコーディネートしてまいります!

次週は、とある“A MEETS B”のお話を書かせていただきます。お楽しみに!(文・塩見直紀)


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94名も知れぬ草でも(里山系★未来の言葉9)
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95人はなぜ出逢うのか
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先日、農家民泊「素のまんま」の芝原キヌ枝さんとお友だちの阪田八千代さん(きなこ飴、お漬物、つる編みの達人)をお誘いし、蕎麦を食べにいってきました。

昨秋、綾部市上八田(かみやた)町にできた蕎麦処「そばの花」さんです。

ぜひお二人と「そばの花」さんのおいしい蕎麦を一緒に食べたい!古民家を活かした「空間」を見ていただきたいという想いがあり、暖かくなった頃、思い切って、誘ってみました。

古い民家をうまく活かしたこの場に座って、店内を、また窓越しの農村風景を見ていたら、なぜだか田舎にあるすべてが輝いて見え、可能性が見えてきます。ここはそんな不思議な空間です。

元気や希望が湧いてきたり、自分に戻れる深い時間を過ごせたり、アイデアが生まれたり・・・。きっとここはそんな空間をなんだと確信しました。

阪田さんがふとこんなことを話されました。それは・・・。

阪田さんは数年前から蕎麦を植えられていて、いま、手元に収穫した蕎麦があるといいます。

蕎麦を育てた目的は、蕎麦が打ちたいからではなく、「蕎麦ぼうろ」が作りたかったからだそうです。

「えっ、そうなんですか!市内の志賀政枝さんという方が蕎麦ぼうろづくりを楽しんでおられますよ!」というと、「うれしい!ぜひ学びたいです!」ということになりました。

こちらもうれしくなって、帰って、早速、コーディネートしました。

1週間後、志賀さんに阪田さんの家まで出張いただき、蕎麦ぼうろの講習会を開催することになりました。

無事、伝授いただき、志賀さんをご自宅までお送りする車中、志賀さんに「今日は何度目の先生でしたか?」とお尋ねすると、

「今日は80年の人生で2度目の先生でした」とおっしゃいました。

今年の2月8日、里山ねっとを会場におこなわれた寺子屋(里山的生活メイルニュース2月5日号で紹介)が志賀さんにとって、生まれて初めての先生をされたそうです。

東洋の古い言葉に「弟子の心の準備ができたころ、ちょうど師匠がやってくる」という言葉がありますが、人はなぜ出逢うのか、本当に本当に不思議です。

里山ねっとは今年もこんなふうに出逢いを「お仲人」してまいります!喜びをデザインしてまいります!

(文・塩見直紀)

※蕎麦・酒処「そばの花」について
2002年、綾部に古民家を改装した素敵なお蕎麦屋さんができました。とっても居心地のよい空間でおいしい手打ち蕎麦がいただけます。オススメです!


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96●10000の物語
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あるとき、10000の物語が生まれたらいいなと思うようになりました。

里山ねっとがきっかけとなって、この綾部の里山を舞台に生まれる物語の数です。

何人の人がこの地を訪れたか。

何がどれだけ売れたか。

もっと別の指標はないものだろうか。

そんなことを考えていたら、物語の数はどうだろうと思うようになりました。

そこでふとこぼれてきたのが、「10000の物語」というコンセプトです。

里山ねっとが生まれて、すでにたくさんの物語が誕生しています。

パン窯がきっかけで人生のパートナーに出会って結婚されたり、
農家民泊を体験された方がホストの名刺を手づくりしてプレゼントされたり、
田舎暮らしツアーに参加された蕎麦打ち職人の方が、腕をふるったり、
1年に20回以上綾部に来られ、この地の魅力を写真におさめ、地元の文化祭に出展されたり、
本当にたくさんの物語が生まれてきています。

あるとき、10000の物語を目標にしたらどうだろうと思うようになりました。

たくさんの物語がこの綾部の里山で生まれ、いつしか、伝説の地になれたら、うれしいです。

伝説の地になれたらうれしいです。

(文・塩見直紀)


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97●フォークの神様
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取材等で写真家や出版社の編集者を綾部にお迎えすることがあります。

初めての方には、「綾部とは、大本(大本教)、出口王仁三郎、合気道、グンゼの発祥地・・・」と説明するのですが、訪問者の年齢によっては、「フォークの神様・岡林信康さんが田舎暮らしをされていたところ」というと、「あっ、彼が田舎暮らしをしたのは、ここだったのか!」という話になり、急に親密な関係になります。私にとって、綾部を紹介する1つのキーワードが「岡林信康さん」なのです。

3月の初め、お隣の和知町で小坂弦楽器工房を開いて、田舎暮らしをしながら、ギターづくりと音楽活動をされている小坂たけしさん宅に遊びに行ってきました。

小坂さんに「なぜ田舎暮らしをされるようになったのですか?」と聞くと、一冊の本を書棚から持ってこられました。
岡林信康さんが講談社から1982年に出版された『岡林信康の村日記』でした。

岡林信康さんは1972年11月から、76年6月まで、綾部市奥上林の、過疎の村の1軒家を買われ、田舎暮らしをされていました。そこは市街地からは車で約30数キロ、峠を越せば福井県、雪も多い地域です。

フォークの神様は綾部の田舎暮らしで何を感じたのか。

フォークの神様にとって、綾部とは何だったのか。

そんなことを感じてみたいと思って、小坂さんから『岡林信康の村日記』を借りてきました。

この本は小坂さんの音楽仲間を始め、田舎暮らしや農的生活をしたい人、もうひとつの生き方をしたい人に、いまなお大きな影響を与え、読み継がれている一冊だそうです。

中学の頃(1979年)、大阪ABCラジオの「サバイバル宣言」という番組で岡林さんが1年間、DJをされていました。ラジオからよく「綾部ネタ」が流れ、楽しみに聞いていたことを思い出します。

(文・塩見直紀)


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98●多く蒔ける者は(里山系★未来の言葉10)
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99●空山の里
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いつの頃からか、「山」というものが、僕にとって、大きな存在なのだと気づくようになりました。


20年近く、この故郷で「空山(そらやま)」という山を身近に感じ、めぐる季節を共に生きてきたからだろうと思います。

80年代の半ば、僕は大学時代を神都・伊勢で過ごすために綾部を離れました。伊勢は神宮の森がひろがり、本当に神様がいるような聖地でした。

西行法師は旅の途中、伊勢の神宮に詣で、「何事の おはしますかは 知らねども かたじけなさに 涙こぼるる」という歌を残しています。見えないものへの畏敬の念。伊勢はそんな感覚が甦る地だったような気がします。

その後、大阪(新大阪、守口)、京都(嵐山、一乗寺)を経て、約15年ぶりに綾部に帰ってきました。

嵐山に住んだ頃から、山が近くにあるのはいいなと意識するようになりました。4階の部屋から嵐山の山々がよく見えました。しばらくして、武蔵で有名な一乗寺に居を移しました。紅葉で美しい曼殊院の近くで、見上げれば比叡山。ときどき猿もやってきて、屋根に登って遊んでいました。

山があるところで住みたい、そんなことを強く感じるようになりました。今、綾部に帰って来て思うのは、「ああ、空山はいいなあ」ということです。石川啄木さんの「ふるさとの 山に向かひて 言ふことなし ふるさとの山は ありがたきかな」の心境です。

先日、空山グループの村上とみ子さんから、「空山の写真はありませんか?」と電話がかかってきました。里山ねっとが市の広報誌「ねっと」で紹介した記事(空山を撮影される上羽寛一郎さんとおばあさんの物語)を見られた親戚の方が「空山が急に見たくなってね」と言われたそうです。

その方はこの地で大きくなられたのですが、嫁がれて、いまは京都市内にお住まいで、ご高齢のため、もう長い間、空山を見ておられないそうです。早速、上羽さんにお話すると「お役に立てるなら」と写真を何枚もくださいました。そして、3月初旬、空山が映されたKBS京都テレビのビデオも一緒にお送りしたら、ということになり、近々、「空山セット」がおばあさんのもとに届くことでしょう。なつかしい空山を見られるであろうおばあさん。一生に一度あるかないかの「ユニークな依頼」でしたが、何かそこに光が見えたような気がしています。何か心に種がまかれたような、そんな気がしています。

(文・塩見直紀)


●インフォメーション
(1)古い米蔵がすてきな空間に生まれ変わりました!JA京都丹の国農協の支店・出張所の統廃合に伴い、里山ねっとのお隣で営業されていた小畑出張所が3月末をもって、閉店となりました。
地元ではその跡地を活用して、ふるさと振興組合「空山の里」を設立されました。地域住民の交流、地域文化の活性化、特産品加工生産と販売、また里山ねっととの連携をおこなっていくことになっています。
4月6日(日)、店舗開店セレモニーが開催され、営業が始まりました。大きな古い米蔵が改装され、特産物生活用品等の売店、簡易郵便局がはじまり、今後は喫茶店の営業も予定されています。空山グループ様をはじめ、綾部の「里の幸」も購入が可能ですので、ぜひご利用ください。※営業日は当面、平日のみ(日曜閉店)となります。

(2)空山に登ろう!4月20日(日)は空山(約350メートル)の頂上にある秋葉神社の祭礼日です。地元住民もたくさん登山します。よろしければ、空山登山いかがですか?里山ねっとからの所要時間は約90分、お問合せは里山ねっと事務局まで。


※余談ですが、小学生時代はみんな走って登らされたものです・・・。


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100●メッセージ(どうしても伝えたいこと)
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ウィークリーメッセージを始めたのは、いまからちょうど2年前、2001年4月17日のことでした。週1回の、情報発信。おかげさまで今週、通算100号目を迎えることができました。

綾部から何が発信できるのか。どうしても伝えたいこと。綾部とは何か。里山ねっと・あやべとは何か。そんなことをこの2年間考えてきました。

ウィークリーメッセージを書くにあたって、たくさんの貯金をはたきました!いままでインプットしてきた様々な情報(形式知も暗黙知も)のかけらという貯金です。

今日、何気なく、通帳を見たら、なんとたくさんの振込みがされていました。きっと神さまのご褒美です。

ほんとうに、出せば、入ってくるのですね、情報って。情報発信できないものは、国家も企業もNPOも個人も滅ぶ、といわれる時代。そんな時代にあって、私たちはこの綾部から何をメッセージできるのか、何を提案できるのか。綾部がこの時代に、この世界に役立てることは何なのか。なんとなく見えてきたように思います。これも神さまからの振り込みの1つでしょう。人はなぜ旅をするのでしょう。また、人はなぜインターネットの中を旅するのでしょう。

「綾部という空間には、また、里山ねっと・あやべのホームページという空間には、何かあるね」といわれるようになれたらと、いまふと思いました。

この2年間、本当にたくさんの応援をいただきました。お読みくださった方、ウィークリーメッセージ執筆のために貴重な時間を割いてくださった方、転載を快くお許しくださった方、本当にありがとうございました!貯金が果てるまで、いましばらくお付き合いください。どうしても伝えたいこと。それをみんなでシェアできたらうれしいです。

(文・塩見直紀)

■WeeklyMessageバックナンバー■
 

※このコーナーでは週一回、里山ねっと・あやべからのメッセージをお送りします。
ぜひご意見をお聞かせください。(事務局 塩見直紀)


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