THE BEAUTIFUL DAYS
里山的生活

ウイークリーメッセージ

農家民泊

スローな
 旅をしよう
(未)
空想書斎(未)

他火研

カントリーウォーク(未)
導かれて綾部へ

未来を開くことばたち
21世紀のおすすめ本
里山力研究所(未)
パン窯でパンを焼こう(未)
森林ボランティア(未)
































クリスマスに、綾部に引っ越して来ました 文●山中衛・純子
昨年のクリスマス、綾部西方町に家族4人引っ越してきました。これまで主人の転勤で大阪・新潟・富山・京都と転々とし、5回目の引っ越しです。
ただ今回は転勤ではなく、会社を辞めての引っ越し。私たち家族の大きな転機となりました。
 
5年ほど前、知人から薦められて見たビデオで地球環境破壊の現状を知りました。けれど、もうひとつ身近な問題に感じられず何か大変なことが起きていると思いつつもなるべく考えない様に目をそむけて暮らしていました。
 
2年前、2児の母になった直後、環境NGO『地球村』主催の講演会を聞く機会がありました。地球環境の現実を見せつけられ、愕然としました。オゾン層の破壊、地球温暖化、それに伴う食料問題。そして食料の安全性の問題や世界の貧富の差の問題、大量消費・大量廃棄を繰り返している私達の暮らしぶり。いろいろな問題が繋がって私の目の前に写し出されました。
これまでの何気ない暮らしが地球を、生き物を傷つけて成り立っていて、結局は自分たちをも傷つけていることに気づきました。
そしてもう子供や孫の世代に地球を残すことが出来ないかもしれない・・・焦るばかりで何をしていいのかわかりませんでした。そんな時、以前住んでいた長岡京市で『地球村』の活動を始めようという動きがあり、参加しました。
 
周囲の人に少しでも地球環境の現状を伝えるため講演会や勉強会、店頭でのレジ袋調査など行って周囲の反応に一喜一憂していました。けれど”伝えたい”という私の思いはどこか空回りしていました。”伝えるんじゃないんだよ、(その人から)自然に伝わるんだよ”という言葉にはっとしました。今の私ではだめだと思いました。
 
そんな時、三和町の人里離れた家に移られた方と福知山の山奥、雲海も見えるところの古民家を買われた方の家を訪ねたのが大きなきっかけとなりました。
主人は出来る範囲で自分たちの食べ物を作りたい、私は自ずと感謝の気持が沸いてくる自然の中で暮らしたいと強く思う様になりました。
 
古民家の物件を探し始めて4件めに今の家と出会いました。田んぼが一反ついていたこと、家がリフォーム済みですぐ入居出来たこと、そしてお隣のおばあちゃんが素敵だったことが決め手となりました。
綾部に決めようか思案していた時ちょうど”里山ねっと”がテレビで紹介されているのを母が見て”訪ねてみたら”と助言してくれたのも不思議な縁でした。更に主人の勤めていた会社が早期退職希望者を募り、これは田舎に行きなさいということだ!と思いきって辞めることにしました。
 
今、新緑の季節を迎え、家の周りは青々とした清々しい命の芽生えにはふれています。引っ越して半年、畑の野菜も少しづつ実り、生まれて初めての田植えも近所の方に指導してもらいながらなんとか植えました。
”田植えごっこ”と称して畳の上を抜き足差し足歩いている息子たちの姿、台所から入ってくる優しい風、”帰りました〜”と元気よく通っていく小学生、夕方のやわらかい光を受けた田んぼの美しさ、家族いっしょに食べる夕食。ゆっくり流れている時間を感じながらの暮らしは幸せだな〜と思います。
 
思えば、我家の方向転換に至るまでにいろいろな出来事や出会いが用意されていました。そして、これからも、いろいろなことが用意されているのでしょう。感謝の気持ちを忘れずに暮らしていきたいと思います。
 

プロフィール
山中衛さん・・・1962年大阪生まれ。電機メーカーで半導体の仕事に15年間従事。 昨年末、早期退職。
        
山中純子さん・・・1968年大阪生まれ。4歳と2歳の息子の母。ただ今、育児に専念中。息抜き?に和太鼓を習い始める。
 

田舎物件をインターネットで見つけた山中さんご夫妻。物件を見る最終段階で、里山ねっとに立ち寄ってくださいました。偶然、物件がある地区にお住まいのキーマンの奥さんがおられ、引き合わせました。縁って不思議ですね。
そんな出会いのコーディネートをすることは、里山ねっとの大切な仕事の1つです。ようこそ、綾部へ。自ずと感謝の気持が沸いてくる、自然の中での暮らし。素敵ですね。綾部がそんな舞台になればうれしいです!すてきなエッセイをありがとうございました!
(塩見直紀)

 
導かれて綾部へ 文●月の旅人
綾部に来て、1年になります。1年前は、引っ越しや娘の入学で、慌ただしいスタートでした。縁があって、今は腑に落ちて綾部に住み着いています。

綾部に来た理由は、娘の体質改善のために環境のよいところを探していたのと、自分の殻を破りたくて、とっさに「出よっ!」と思ったのがきっかけです。
 
でも、どこというあてもなく、その思いが叶わないと思った時に、綾部のチラシに出会いました。その時はまだ、綾部がどこにあるのか知りませんでした。

ある日、主人が夜明け前に「ちょっと見てくる」と言葉を残し、足を運びました。農道を歩いた時、雨上がりのせいか「なつかしい匂いがした」と言い、綾部を気に入ってしまったのです。
 
実はその前に、もっと神秘的で、不思議なことに出会っていたのです。それは、ここに来る前に、何故かM町の役場に2度も車が止まって、動かなかったんです。それも同じ場所で。私たちは直感的に「ここや!」って思いました。でも、綾部に来たでしょ!結局、主人の仕事がM町勤務になり、役場に車を停めて仕事場に向かう、ということになったのです。不思議と思いませんか?
 
もし、綾部に住むことがなかったら、仕事でM町に車を停めることもなかったと思うのですよ。「ここにおいで、ここにおいでよ。」と呼ばれていたかのように、背中を誰かに押されたかのように、導かれて綾部に来ました。

よく人は、綾部に立ち寄りますね。昔(前世)に仲のよかった仲間(どこかみんな気持ちが似ていませんか?)が、何かに癒されたくて、約束していた場所に戻ってきたかのように思われて仕方がないんです。それはきっと、昔から仲良しさんということですね。とにかく、私たちは、娘の入学式の2日前に、綾部人になったという訳です。
 
主人の仕事の帰りが早いおかげで、家族5人が同じ場所にいる時間が多く、私の人生のテーマである「家族」には、ぴったりの環境です。消灯の時間も我が家は早いです、というより、子どもを寝かしていたら、一緒に眠ってしまうと言う方が、当てはまるかもしれません。来た頃は時間がもったいない気がして、そぉーっとお布団から抜け出して、自分の時間を過ごしていました。でも、私のいないぬけがらは、穴が開くように感じるのでしょうか、1歳の子どもは、覚えた言葉を全部並べて、私をどうにかして呼ぼうとします。またそのぬけがらに身を入れると、手探りで私の首をつかんで放しません。同じお布団の中にはもう1人入っていますが、窮屈と思いながら、幸せを体いっぱい感じています。

楽しい夢を見ているのか、笑みを浮かばせながら、目をつぶっています。主人と3人の子どもたちの寝顔を見ていると、「この幸せはいつまで続くのかな?」とちょっと不安になってしまいますが、命が続く限り続けたいです。
 
私には両親がいませんが、一緒にお布団で眠ってくれたぬくもりは、大人になっても覚えています。おんぶひもの中で、背中のぬくもりでも、子どもは眠ってしまいますよね。どの家庭も時間が許されるのであれば、子どもと一緒にお布団に入り、絵本を読んであげて、一緒に眠り、早く眠る分早く起きて、家族や自分の時間に費やしてみるのもいいですね。

これがブームにならないかと、密かに思っています。そのおかげで、最近子どもと本気で向かい合う時間の大切さを、一段と感じるようになりました。
 
我が家の悩みである子どものアレルギーですが、熱を出したり、夜不安になって泣いてしまったり、学校を休みたくなったりしていたのは、接する親の心に余裕がなかったのかなと思います。少しずつよくなってきているのは、もちろんよい環境のおかげもありますが、親の心にも余裕が出来たことで、子どもによいエネルギーを与えている結果だと思います。

子どもが描く絵の色使いや表現を見ていると、それは一目瞭然です。子育てにおいて、今まで気づかなかったことが見えてきました。子どもが「分かってほしい、聞いてほしい」という思いと同じくらい「分かってあげよう、聞いてあげよう」としていくことは、とても大切な気がします。子どもたちが「お母さん」と頼ってくれる言葉の重みを感じながら、日々暮らしていきたいです。
 
私にとって一番の理解者、時には私の踏み台にもなってくれる、主人や子どもたち。そして、出会った人たちや、これから出会うたくさんの人たちのおかげで、私は生かされているのです。本当にありがとう。いつも感謝しています。

綾部に来たおかげで、腑に落ちる生き方を見つけられるようになりました。世の中には、神秘的で、不思議なことがいっぱいあります。もし、皆さんの車が止まって動かなくなったら、それがこれから生きるヒントになるのかもしれませんね。(ペンネーム:月の旅人、2002年3月30日・記)
 
※月の旅人さんのプロフィール
京都市に生まれ、2001年4月より綾部に移住。
※月の旅人さん、本当に素敵な物語をありがとうございました!ホームページに「導かれて綾部へ〜終のすみかを探す旅〜」というコーナーをつくりたいなと思っていたのですが、第1号にふさわしいエッセイでした!なんだかなつかしいような人に会うことって、本当にあります。どうしてでしょう?約束の地って、あるのでしょうね。

 
※縁あって、綾部に移住された方に「3300ある市町村の中で、なぜ綾部だったのか」について、エッセイを書いていただいたり、インタビューをし、里山ねっとのホームページで紹介していきたいと思っています。

里山ねっと・あやべは、人生の転機を応援します。新世紀の生き方、暮らし方を一緒に考えていきましょう!綾部が「人生を考えるまち」になれたらうれしいです。ホームページの新コーナー「導かれて綾部へ」、お楽しみに!(塩見直紀)
 


TOP ミッション 田舎暮らし情報センター ヒストリー&プラン サポーター&スタッフ よくある質問(FAQ) 
里山交流研修センター みらいのちから AYABE QUEST リンク集 里山ねっと通信 メイルニュース

出逢いネットワーキング つばさがはえるちず 人の宇宙 地域資源データベース こころの風景 綾部発★EVENT★21 
綾部のサークル 意見公募 里山素材商品開発研究所 AYABE JAPAN

里山的生活 WEEKLY MESSAGE THE BEAUTIFUL DAYS スローな旅をしよう 空想書斎 カントリーウォーク 
導かれて綾部へ 他火研 空き家物件紹介 未来を開く里山系のことばたち 農家民泊 21世紀のおすすめ本100册 
里山力研究所 パン窯でパンを焼こう 森林ボランティア