We are here. (Weekly Message Vol.418--2010.3.2)
We are here.
というのが群言堂の社是なんだそうです。
石見の松場登美さんが、
再び綾部にこられまして、お話しをききました。
http://www.satoyama.gr.jp/topix/2009/12/2010219.html
2008年の綾部里山交流大学のときにいちどおいでいただいたので、
再びと書きました。
We are here.
というのはそのまま単純に学校の英語テスト的にみれば
私たちはここにいます
というような直訳になったりしそうですが、ここではやはり、
私たちは意図して(目的として)ここを選び、しかるべくして住んでいます、
ここが私たちの選んで生きる場所だ
というような万感の思いがこもっていてほしいわけです。
Weもareもhereも英語の習い始めの時期に習うような基本的語彙ですが、
基本的語彙であるだけに、人間の存在そのものにかかわってくる意味をもってきます。
そう、I am here.といっても、私は確かに生きて存在していますよという感じでしょう。
The Invisible Circusという映画も、たしかI am hereという言葉で終わっていたなあ。
あれは自分の存在を取り戻したという感じでしょうね。
群言堂のホームページのイントロダクション画面にもあるように、
http://www.gungendo.co.jp
山の高いところからみた石見の谷は緑の樹々に覆われて、
その谷底に微かに見え隠れするようになつかしい家並みが息づいているわけでしょう。
そういえば徳島県神山の大南さんのNPOの名前は「グリーンバレー」でしたね。
そんなことも思い出します。直訳したら緑の谷かもしれませんが、万感の思いがこもっています。
We are here.
これはもう翻訳できないですね。
社是が英語というのはたしかに異例と見る人がいるかもしれませんが、
もうこれしかないんじゃないですか。
松場さんのことは3月6日にもテレビ放映されるみたいですよ。
http://www.gungendo.co.jp/iwamiginzan/topics.html
We are here.
住んでいるまちのことを、私たちもそういえるようになりたいですね。
(あさくら)
