六根清浄タイムマシン(Weekly Message Vol.405 / 2009.11.17)
2009年11月14日(土曜)、里山ねっと・あやべの主催で「金谷峠を歩く会」を開催しました。
http://www.satoyama.gr.jp/topix/2009/11/post-175.html
http://www.satoyama.gr.jp/topix/2009/11/20091114.html
うち続く雨が懸念されましたが、六根清浄、善男善女の参加を得て、夜来の雨もあがり、澄み切った秋空の光が木々の水滴に反射して、むしろ輝かしい世界のなかを行くことができました。
米や魚や塩が運ばれた物流の道であり、山越えの結婚の道であり、寺へ参る信仰の道であり、山中に散在する鉱山をつないだ金属の道であり......、色々な性質を持った道でしたが、近年は通行も減って倒木に覆われていました。
最近になって地元の皆さんの尽力によって整備され、道が復活した訳です。
すぐ近くにあるのに、ふだんは立ち入ることのない世界。
ふと別世界に迷い込んだ不思議の国のアリスのように、時間旅行をすることができます。
実際、大江町の観音寺に行くのに自動車では10kmの道のりですが、山道を越えると3kmでワープすることができました。
石油は有限ですので、エンジンの世界から徒歩の世界へと戻っていくのも理屈の上では必然ですね。
こんな「ひとむかし前のメインルート」が山のなかには沢山ねむっています。
農というと何となく水田を連想しがちですが、里山の経済はもう少し多様なので、水田はむしろ山という海に浮かんだ島のようなものと感じます。
http://www.satoyama.gr.jp/mt/weekly/2008/11/post-23.html
10時に出発して15時に帰還。5時間の旅をして日常世界に戻ってきました。
各地から、峠道の復活のニュースが聞こえてきます。
http://www.satoyama.gr.jp/topix/2009/11/-2009126.html
「どこでもドア」が皆さんの近くにも開いているはずです。(あさくら)
