社会起業家ブーム

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戦後の経済成長期には、無数の起業家がいたのだと思う。貧しく物資不足の時代に「水道哲学」を掲げ水道をひねれば水が出るように、大量に商品を生産し安価に提供すべく製造と販売に奔走した起業家が成功したことは、社会問題とビジネスは無関係ではないのだと感じる。時代が変われば社会も変わり問題も変わる。今まさに起業家が求められる時代なのかもしれない。

先週始まった内閣府の行政刷新会議による事業仕訳がライブ中継されている。いろんな意見がありますが、議会と選挙以外の政治家が見られるのは良いことだと思う。定点カメラからの低い解像度なのでラジオを聴いているのと変わりありませんが、バイアスがかからない分むしろそのほうがよいのかもしれません。一般の傍聴や中継も可能のようで、USTREAMなどで過去の録画も含めて見ることができる。

ここで多くの事業が、廃止や縮減あるいは自治体や民間へ委託されることになるのでしょうけど、担当者は事業の必要性を訴えているわけですから、予算がないだけであって全くの無駄な事業と言うわけではないのでしょう。それら事業が本当に社会に必要とされているかは、ビジネスモデルを作れるかに問われるのかもしれません。

当NPOでも事業を行うに当たり、行政の交付金や補助金で成り立っているものがありますが、継続的な交付が約束されているものは一つもありません。交付金や補助金がなくなったら止めようと思って行っている事業も一つもありませんが、事業の目的とする問題可決の必要性がなくなった時は、喜んで事業を終了したい。今回の事業仕訳で取り上げられていない事業もたくさんありますが、国の事業を行う省庁や団体も事業を続けることを目的とせず、社会問題を解決することを目的とすることはもちろんのこと、ビジネスモデルを作るという社会起業家の精神をもって欲しいなと思いました。(マエダ)

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このページは、ayabeが2009年11月17日 19:28に書いたブログ記事です。

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