「石も積もれば」(VOL.394 2009.09.01)
道を歩いていたら、
畑の片隅に小石がたくさん積み上げられている
畑と出合いました。
篤農家の老夫婦が畑の作業中、こつこつ拾い、
外に出していったのでしょう。
石も積もれば、といいますが、
すごいものですね。
14年目の田んぼ(=米づくり)ですが
今年も手での田草取りを素足でおこないました。
素足だと小さな石や土質など
とっても敏感になります。
小石でも踏むと痛く感じることもあり、
また、稲の生育に影響があるかもと思うと
思わず、泥のなかに手を入れて
取り出してしまいます。
見つけては、野道に投げることもありましたが、
今年からは小袋を携帯しています。
気をつけないと、
小石くらいあってもいいじゃない!
と感じなくなってしまうかもしれません。
そうなることは僕はこわいと思うのでした。
この考えは
他者に押し付けようとは思いません。
自分が大事にしていきたいことの1つなのです。
田んぼや畑の小石を拾いだし、
積んでいくこと。
小農といっても広い土地。
まだ出合っていない石も
たくさんあることでしょう。
石との巡り合いも楽しみながら
こつこつ拾って、積んでいきましょう。
脱出を、救済されることを
夢見ている石もあるかもです。
(文・塩見 直紀)

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