ネガティブな条件だって資源にできる(VOL.360 2009.01.05)
『ストップ温暖化「一村一品」大作戦 全国大会』というのがあるんですね。
環境エネルギー政策研究所メールマガジン2008年11月15日号所収の長谷川公一氏「光と風と樹々と」に、同大会「2008」の紹介がありました。
http://archive.mag2.com/0000114817/20081117190000000.html
「もっとも印象的で感動的だったのは、地域のネガティブな条件を克服しよう、負の難題と向き合って、それを逆手にとって、地域起こしや環境都市づくりをめざそうという取組である。」(上掲)
豪雪地帯である北海道の沼田町は、雪を資源に変えました。
雪を利用した「電気のいらない冷蔵庫」で保存した米を「雪中米」として出荷しています。
http://www.jccca.org/daisakusen/area/hokkaido/
「琵琶湖の汚染を契機とする滋賀県の菜の花プロジェクト」。
http://www.jccca.org/daisakusen/area/shiga/
合成洗剤の反省に立って、廃食用油を回収し石けんにするだけでなく、菜の花も活用しつつ燃料を生み出し、循環型社会をつくる。
菜の花プロジェクトの藤井絢子さんは2009年2月の綾部里山交流大学「すべての人が社会企業家になる時代に向けて」でお招きしています。
このほかにも各地でいろいろなとりくみがあるんですね。
http://www.jccca.org/daisakusen/shokaisasshi.html
最優秀賞を得たのは、木材の地産地消により「ウッドマイレージ」を減らす北桑田高校(森林リサーチ科)の取り組みでした。綾部の近くです。
http://www.jccca.org/daisakusen/area/kyoto/
http://www.jccca.org/daisakusen/grandprix.html
現代農業増刊2009年2月『金融危機を希望に転じる』では金子勝氏が"環境エネルギー革命"の不可欠性を論じています。(金子/デウィット『環境エネルギー革命』アスペクト も参照)
雇用にも環境にも深刻な問題が厳然としてある今だからこそ、アレックス・カー『犬と鬼』(講談社)に描かれるような旧来型の開発でなく、"環境エネルギー革命"を。
この欧州の常識に近づきうる位置にあるのが、むしろ綾部のような周縁地域であればいいのに。
足元に井戸を掘ったら、ストンとワープして欧州に通じていました、のようなイメージです。
ネガティブな条件を資源に変える道はまだまだあるはずですよね。
http://www.satoyama.gr.jp/mt/weekly/2008/08/post-13.html
(あさくら)
