応援とは客体 (VOL.349 2008.10.22)
京都国立博物館長だった興膳宏氏は以前(2004.4.25)日経新聞にこう言うことを書かれた:「観光」の語は、『易経』に始めて見える。「国の光を観る。用て王に賓たるに利あり」とあるのがそれである。「国の光を観る」とは、国の盛んな繁栄の様を観察するということ。そうした輝かしさにあこがれて、多くの人々が国王の賓客になろうとする。首相は新年の施政方針演説で、外国人を対象とした「観光立国」の政策を推進すると述べた。それはよいが、そのためには国が応援団ではなく、当事者であるとの立場をよほど自覚してもらう必要がある。Letter from Yochomachi2008年9月27日
当NPOでは、地域活性化をになうべきいろんなイベントを開催していますが、ときどき自らの活動を「地域が主役」とか「地域の応援」といってしまうことがある。これは一見奇麗事のように聞こえるかもしれないが、逃げ口上のようにも思えた。われわれもまた地域の一員であり、どんな協働事業であっても、われわれも一役を担っている以上は主体として輝かなければならない。(マエダ)

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