ガンバリズム(VOL.336 2008.07.31)
くねる谷道が切り返しを重ねてやがて尾根に出ると、標高150~250メートルの斜面に棚田が広がる舞鶴の西方寺平(さいほうじだいら)があります。
展望がよく移住者も少なくない高地の集落です。
6月18日、綾部の限界集落の方々が西方寺平を訪問。
西方寺平の方々からは「理想を高く掲げすぎず、地域の最低限の機能を守るための対策を一人一人が考えてほしい」「農業をしたい若者に百点を求めず、育てる気持ちで接すれば定住につながると思う」等の説明がありました(京都新聞2008年6月19日)。
※ http://www.kyoto-np.co.jp/info/syakai/suigen_simpo/080619.html
ここでは西方寺平の例や定住のことを離れ、「育てる気持ちで」をヒントとして一般的に考えてみたいと思います。
むろん、理想こそが人を導きます。ただしある目的を最終的に達成するための経路はさまざまです。
マラソンなどでもそうですが、全力主義、根性主義がすべての場合に功を奏するとは限らないのでしょう。
※「精神力と体力とは比例するか?」清水久二氏
http://blogs.dion.ne.jp/tabigarasu/archives/7239215.html
根性主義は燃え尽きを招くのはもちろんですが、最適な設計という発想が出てきにくいし、万一うまくいかなくなったときに戦略を組みたてなおすことも難しいのです。
まずものごとに重点や系統を設けて、システム化すること、そして、あまりカチコチなシステムをつくらないことです。
もちろん頑張るときは頑張る。ただオールオアナッシングで最終的に目的を達成できないより、余裕も大事にしながら、系統的に目的を達成できたほうがいいですね。
「綾部って雨降りの渡り廊下みたいなところ。」(ハタノワタルさん)
※ http://www.satoyama.gr.jp/human/human6.html
そのココロは人それぞれに見つければいいかなと思います。
(あさくら)
