「時の粒」(VOL.329 2008.06.12)

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季節は時とともに連続的に変わります。だけど、春だけはある時を境にして非連続な時間を感じます。

正月や誕生日、初キッスの日など、時の変わり目は人それぞれかもしれませんが、僕にとっては、桜前線やツバメ飛来前線を境に、春は決算、確定申告、里山ねっとの各種体験イベントの企画などあわただしくなり、冬と春の堺に、時が一瞬止まるような気がします。

今年は、初めての本格的な法人税の確定申告があり、総会が6月7日と例年よりずいぶん遅くなりました。議案は無事ご了承いただき、立夏を過ぎ一ヶ月、ようやく春が終わった気分です。

時が止まるなんてSFっぽいけど、時間の非連続性は量子力学の世界でも議論されている。量子というのは、一粒を観測した時と、波としての振る舞いでは矛盾するような現象があることが分かっている。時の粒もよく観察してみると、なにか未知なことが見えるかもしれません。

論理的に指し示されるのではない方向性について、自分がどのように判断するかという点に、その人が一番現れるのだと思う。「感性を磨く」とひとことで言うが、それは、海図のない大海原を闇雲に行くヨットに似ている。地球上の表面はくまなく探検し尽くされてしまったが、精神の宇宙の中にはまだまだ手つかずで多くの暗黒大陸が残されているのだ。
emergence」茂木健一郎クオリア日記(2008/02/20)

里山ねっと総会と平行して、綾部里山交流大学の「地域資源学」探究コースが行われました。来月7月5日(土)~6日(日)は宇根豊氏(NPO法人農と自然の研究所代表理事)をお招きし「感性学」探究コースを開催します。 宇根先生の実践講座にどんな未知の感性が刺激されるか楽しみです。

(マエダ)

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このページは、ayabeが2008年6月12日 08:23に書いたブログ記事です。

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