「霧が育てるもの」・・・VOL.310(2007.05.01)

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「霧が育てるもの」


明日は八十八夜。

立春からもうそんな経ってしまったのですね。

3月、この地で茶業を始められた村の長老に
話を聞く機会がありました。

戦後、村の村長が「何とか村の産物をつくろう、
換金作物を育てよう」という思いから、
講演会をされたそうです。

そこで講演された農業の指導者が

「この地は“霧の都”で霧がよく出るし、
岩にコケも生えているから、お茶がいいのでは」

とアドバイスされたといいます。

以来、お茶づくりに励まれ、
宇治茶の生産地の1つとなりました。

また里山ねっと・あやべがある鍛治屋町のお隣の
小西町の「小西茶業組合」は

「日本一」に輝いたこともある実力をもった生産地です。

この地に地理や多霧の気候風土を見て、
茶業に向くことを見抜いた指導者。

村長の掲げたビジョンに向かって懸命に努力した村人。

ビジョンと師と行動する人がそろうと
新しい歴史が生まれていくのですね。

気になるのは最近、霧の発生日数が減っていること。

地球温暖化のせいかわかりませんが、
たしかに霧の日は少ないようです。

霧は視界が閉ざされ、やっかいもののようですが、
それによって、豊かに育ちゆくものがあるのですね。

♪夏も近づく八十八夜 野にも山にも若葉が茂る・・・

我が家もその昔、お茶をつくっていたので
なつかしいです。

(文・塩見 直紀)

●五月晴れの里山でお茶つみをしよう
 「あやべ里山茶つみ体験」参加者募集ついて(5月・綾部)

里山ねっと・あやべでは、地元茶農家の協力を得て、
第3回目の「あやべ里山茶つみ体験」をおこないます。

里山の丘陵部にひろがる茶畑から「茶摘み歌」が聞こえてきそうです。
五月晴れの里山で茶つみを体験しませんか?自分自身の手で緑茶を
仕上げる簡単製茶「かまいり茶」を楽しんでいただけます。

日  程:5月20日(日)9:30〜16::00  
講  師:門政信様(元農業普及委員)、村上弘一様(茶農家)

募集定員:30名(定員になり次第、締め切らせていただきます)

応募方法:電話、FAX、郵便、メールなど
    (参加者氏名、電話、住所をお知らせください)
応募締切:定員になり次第締め切らせていただきます。

会  費:1名2,000円
     ※当日は簡単な昼食を準備いたします。
      摘まれたお茶は各自製茶してお持ち帰りいただけます。
      現地までの交通費は各自ご負担ください。
     
詳細をお知りになりたい方は募集チラシがございますので、
里山ねっと・あやべ事務局までお問い合わせください。
電話0773−47−0040、またはayabe@satoyama.gr.jpまで。

以上

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このページは、ayabeが2007年5月 1日 08:13に書いたブログ記事です。

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