「ローテクリスペクト社会」・・・VOL.277(2006.09.12)

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「ローテクリスペクト社会」


去年、天日干しをした藁(ワラ)を使って、
今年、刈った稲を束ねていきます。

ワラをつかう前には、水に浸すことを忘れずに。
そうするといいと古老が教えてくれました。

きっと、ぼくはいま干しているワラを使って
また来年、稲を束ねることでしょう。

その先もです。

我が家はいまだにバインダーという「刈る&束ねる」機械と
手刈りがメインです。

ここ数年、なんとなくそうかなって思っていたのですが
気づいたことがあります。

それは

去年のワラで今年、収穫の稲を束ねるのは
なかなか快感かも

ということです・・・。

バインダー用の麻ヒモ(ジュート)でくくるという手もあるけれど、
それでも1巻500円します。
※安いけれど、それがフェアトレードかは?です。

ワラだとタダ(0円)だし、
早く自然に分解され、土になる。

先人の技術を継承している気分になれるし、
職人のようでかっこいい感じなのです。

若い世代と話していて感じるのは

ローテクだけど、知恵深いものに対する
あこがれとか強いリスペクトです。

うまくワラを使ってきた先人に
リスペクトする青年が増えているってことです。

これからますますそんな青年が誕生するとぼくは読んでいます。

先人のローテクにリスペクトする社会。

いいかもです。

(文・塩見直紀)

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このページは、ayabeが2006年9月12日 08:56に書いたブログ記事です。

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