「人は自然から」・・・VOL.252(2006.03.21)

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「人は自然から」

古今東西の先人のことばには、21世紀の生き方、暮らし方の
ヒントがあります。持続可能で多様性にあふれる新世紀のみんなの
知恵にしたく、現在、ホームページでは約300のことばを公開中です!

こころをこめて、未来をひらく里山系のことばを新しく15個、贈ります。

遠くて綾部に来られない方も訪れて元気になれる、希望のホームページに
なれたらうれしいです。

里山系の言葉が、みんなの心の財産になるよう、シェア(共有)して
いきましょう!すてきな言葉が見つかったら、ぜひお教えください。
「1000」のことばが目標です。

●人は自然から遠ざかれば遠ざかるほど病気に近づく(格言)

●目を覚ましなさい。人間はどんな日だって楽しむことができる。そして人間は、そのことに気付く絶好のチャンスの連続に生きている。(森下典子さんのことば(『日日是好日』飛鳥新社より)

●物質文明から生命文明へ(慶応義塾大学名誉教授・渡辺格さんの著書名『物質文明から生命文明へ』同文書院・1991より)

●生命世界を豊かにするための産業(慶応義塾大学名誉教授・渡辺格さんの著書名『物質文明から生命文明へ』同文書院・1991より)

●私は農業の本質を少し変えて、食料などの生産活動だけではなく、生物を育てて生命世界を豊かにすること自体も農業に従事する人々の仕事だというように社会なり国家なりが考えたらどうかという問題提起をある集まりでしたことがあります。(渡辺格さんのことば『物質文明から生命文明へ』同文書院・1991より)

●国民全体あるいは世界の人々が生命世界を豊かにすることが人類の目標であるという認識を持ち、それに寄与する産業なり企業なりを高く評価するという社会体制をつくることが大切です(渡辺格さんのことば『物質文明から生命文明へ』同文書院・1991より)

●野性にこそ世界の救い(H・D・ソローの著書名)

●朝のリレー 詩・谷川俊太郎

カムチャツカの若者が
きりんの夢をみているとき
メキシコの娘は
朝もやの中でバスを待っている
ぼくらは朝をリレーするのだ
経度から経度へと
そうしていわば交替で地球を守る
眠る前のひととき耳をすますと
どこか遠くで目覚時計のベルが鳴ってる
それはあなたの送った朝を
誰かがしっかりと受けとめた証拠なのだ

●人間は、その人の食べ物でできている(ゲーテ)

●実るほど頭を下げる稲穂かな

●大 漁   金子みすゞ

朝やけ小やけだ
大漁だ
大ばいわしの
大漁だ。

はまは祭りの
ようだけど
海のなかでは
何万の いわしのとむらい
するだろう。

●星とたんぽぽ  金子みすゞ

青いお空のそこふかく、    
海の小石のそのように、
夜がくるまでしずんでる、
昼のお星はめにみえぬ。

見えぬけれどもあるんだよ、
見えぬものでもあるんだよ。

ちってすがれたたんぽぽの
かわらのすきに、だアまって、
春のくるまでかくれてる、
つよいその根はめにみえぬ。
    
見えぬけれどもあるんだよ、
見えぬものでもあるんだよ。

●ふしぎ 金子みすゞ

わたしはふしぎでたまらない、    
黒い雲からふる雨が、
銀にひかっていることが。

わたしはふしぎでたまらない、
青いくわの葉たべてている、
かいこが白くなることが。     

わたしはふしぎでたまらない、
だれもいじらぬ夕顔が、
ひとりでぱらりと開くのが。

わたしはふしぎでたまらない、
たれにきいてもわらってて、
あたりまえだ、ということが。

●終戦後は営林署ができたりして、地元の人たちが働く場所は
つくってくれたけれど、先祖から蓄えられた宝を掻き出しては、
外に出してしまう。せっかく育った木が、地元に残らない。

地元のものを、地元で消化する力がないとダメですね。
消化不良で下痢をしてしまうのと一緒で、みんな外に出してしまうと
元気もでません。・・・そんなだからこそ、なおさらこの地に
残っていくものをつくらなければならないと思っています。

(「森の名手・名人100人」に選定された長野県の面打ち師
村松康男さんのことば ※国土緑化推進機構の機関誌『ぐりーんもあ』
VOL.32号・2006年より)

●六月  詩・茨木のり子

どこかに美しい村はないか
一日の仕事の終りには一杯の黒麦酒
鍬を立てかけ 籠を置き
男も女も大きなジョッキをかたむける

どこかに美しい街はないか
食べられる実をつけた街路樹が
どこまでも続き すみれいろした夕暮は
若者のやさしいさざめきで満ち満ちる

どこかに美しい人と人との力はないか
同じ時代をともに生きる
したしさとおかしさとそうして怒りが
鋭い力となって たちあらわれる

(『見えない配達夫』より)

以上

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このページは、ayabeが2006年3月21日 06:52に書いたブログ記事です。

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