「矛盾」・・・vol.237(2005.12.06)
「矛盾」 文・原田 明さん(兵庫在住、里山ペンクラブ)
日本には25,000人のホームレスの人がいるそうです。
私の働いている大阪には約6,600人…。
大阪市役所のすぐ横の川沿いにブルーシートの小屋が立ち並んでいます。
以前、娘が中学生の頃、
コンサートのチケットを買いたいというので
深夜から路上に座って列に並んだことがありました。
冬でしたので毛布を持っていったのですが、
体が芯から冷えました。
寒い夜に路上で過ごすというのは文字通り骨身にこたえることです。
「ビッグイッシュー」(http://www.bigissuejapan.com/index.html)
という雑誌をご存知でしょうか?
1991年にイギリスで始まり、日本では2003年9月に創刊された
ホームレスの人が販売員となっている雑誌です。
定価200円。うち110円が販売者の収入になるという仕組みです。
現在東京・大阪・仙台で二週間に一度のペースで販売中。
私の通勤路にも一人の販売員の方がいます。
いつも彼から買うのですが、先日少し話をすることができました。
彼は中国地方の山間部の出身で、
少年時代にキノコを取った経験があり、食べられるキノコは分かるそうです。
帰りたいけど、田舎には仕事が無いので帰れないと言っていました。
とてもいい感じの人です。
職を失い住む家のなくなった人のいる都会。
過疎になり住む人がいなくなった家屋のある田舎。
この矛盾を解決する方法ってないのでしょうか?
NPO法人里山ねっと・あやべの活動目的である
「都市農村交流から定住促進に向けての調査・研究と各種交流事業」のひとつに
ホームレスの雇用問題も検討していただきたいと思います。
私も微力ながらお手伝いしたいと思っています。
●原田 明さんのプロフィール
兵庫県伊丹市在住。53歳のおっさんサラリーマン。
趣味はバスケットボール、 サイクリング、テニス、料理、俳句など…。
綾部は母の故郷。「ディスカバー綾部」も趣味になりつつあります。
●原田さん、尊いメッセージをありがとうございました!
気づきを活かしあって、新しい方向へ向かうことができたらと
あらためて思います。(塩見直紀)

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