「村でお酒を」・・・vol.228(2005.10.04)

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「村でお酒を」

いま、村祭りにむけて、青壮年は夜な夜な
笛、鐘、太鼓、唄の囃子と奴振りの練習をしています。

明日5日は中日(なかび)ということで
練習後、後半に向けてがんばりましょうということで
一杯飲む慣わしになっています。

田舎暮らしを希望される方によく尋ねられるのは、
「村仕事の頻度」や「飲む回数」です。

ウィークリーメッセージのVol. 218(2005.07.26)では
村仕事の回数を取り上げましたので

今回のウィークリーメッセージでは

僕が住む綾部市鍛治屋町の「村で飲む回数」を
リストアップしてみることにしました。

●一部の家だけ関係するもの

鍛治屋町には塩見や山下姓が多いのですが、

たとえば、塩見姓では、「先祖講(せんぞうこう)」という
恒例行事が年末にあります。

当番(持ち回り)の家を宿として、昼前に訪ねます。

専用の掛け軸をかけ、まずは般若心経を唱えます。

仕出し料理をとり、お昼を一緒に食べ、いろいろ話します。

以前は夕ご飯でしたが、高齢化で夜が大変ということで
数年前から昼食になっています。昔は昼夜食べ、
お餅をついたり、大変だったようです。

今年は我が家が当番になっています。

塩見姓でもそうした食事がない場合もあり、コミュニケーションの仕方は
それぞれ違っています。

●自治会全戸対象

毎年1月中旬、公民館に1戸1名が集い、産土講(うぶすなこう)という
恒例行事があります。

1年間、健やかに過ごせるように産土の神さまに
お願いをするのです。

般若心経を唱和、テーブルに組単位で座り、
注文したお弁当を一緒に食べます。

厄年の人はお酒を供えるようです。
来年、僕も供えます・・・。

●自治会の組単位

鍛治屋町の場合は80数戸あり、6〜9戸で1組を構成し、
10組まであります。

僕が所属する4組では、毎年新年会として、
市内の料亭に夫婦で行き、鍋(カニ)を食べることになっています。
予算は毎月1戸1500円ずつ積み立てています。

組によっては自宅で宴をおこなう場合もあったり、
旅行に行ったりする組もあります。

●祭り関係

・禰宜(ねぎ)(10年に1回当番がまわってきます/組単位)の場合

祭りの宵宮の夜、組単位で神社で籠ります。

・鐘、太鼓、笛など囃子方、鳥毛廻しをする奴の場合
寄り初め(初日)、中日(なかび)、宵宮と本宮、終了後と
お酒を飲む機会があります。


●自治会役員になった場合

四役(正副自治会長、農事部長、会計/現在は55歳〜65歳が就任)と
組長(30代後半〜70歳前半)は

期の初めと終わりに飲む機会があります。鍛治屋町の場合は任期は2年です。
また研修旅行で1泊するのが通例です。

●20〜30代男性

消防団(毎月の訓練・見回りなど)に入団すると飲む機会もあります。


以上が現在の主な飲む機会です。

村仕事という協働の機会が減っているように
飲む機会も同じように減っているようです。

また昔はお酒を飲むことが楽しみだったし、
娯楽の1つだった。

人生の先輩と飲む機会を得たら、
僕はよく「昔のこと」を尋ねるようにしています。

ということで、ペンとノートは必携です。

酔っていてもメモをとらなきゃと思うのでした・・・。

「地元学」な機会を大切に
これからもいろんなことを学ばせていただこうと思っています。

(文・塩見 直紀)

※村祭りですが、
10月16日正午から、里山ねっと・あやべ前の広場で
おこなわれます。

小さな村のお祭りですが、ぜひおいでくさい!

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このページは、ayabeが2005年10月 4日 16:26に書いたブログ記事です。

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