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| 農家民泊体験記 文●中崎 真由美さん(神戸市在住) |
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2003年9月27日(土)〜9月28日(日)に友人5名の計6名で、柴原キヌ枝さんのお宅におじゃましました。私達6名は幼い頃から神戸育ちで、中には両親も神戸出身の為、田舎自体がない子もいます。そんな私達の綾部での農家民泊はすべてにおいて、“非日常的”な初体験の連続でした!
まずは到着後、散歩がてらに行った“栗拾い”。家の近くに栗の木があって、しかも実が取れるなんて、なんて贅沢なんだろう…。もちろん私達は“栗拾い”は初めてで、「わぁ〜、めっちゃ大きい!」とみんな子供のように大はしゃぎ。
「こうするといいのよ。」とキヌ枝さんが、足と足の間にいが栗を挟んで、簡単に実だけを取りだしました。一同、「すご〜い。」と感嘆の声。早速、実践!おもしろいくらい簡単に実だけが“ひょこっ”と顔を出してくれるんです。たくさん取れて大満足。でもキヌ枝さんいわく「昔はもっと取れたのよ。」だそうです。
散歩の途中では、いろんな虫に出会いました。虫が苦手な私は、最初は足元ばかりが気になって、景色を楽しむ余裕がありませんでした。しまいには、恐怖心のあまり、ただの枯れ葉がカエルに見えてしまったり…(^^;)
おうちに帰ると、テーブルの上に一冊のノートが。中を見ると、今まで農家民泊に来られた方が残していったメッセージでした。「僕は虫が苦手です。でもここへ来てみて、それはとても小さな事なんだと気付きました。」というような内容のメッセージを見つけて、「あぁ、そうなんだよなぁ。」と同じ思いになりました。
夕食には、さっきみんなで拾った栗をキヌ枝さんが栗ご飯にして出してくれました。とってもおいしかったです。他にも“しょうがいも”という名の初体験の食べ物が!味はしょうがに近いんですけど、しょうがが苦手な私にも食べやすい味でした。
夕食後は、いよいよお風呂です。昔、親戚の家で五右衛門風呂を体験したことがある私ですが、焚き付けをするのは初めてでした。燃えていく薪の“パチパチ”という音を聞いて、なんだかほのぼのとした気分になりました。
さて、実際にお風呂に入ってみると、温度調節がなかなか難しい…。キヌ枝さんには「熱かったら、どんどん水を足していけばいいのよ。」と言われたものの、風呂釜からお湯が溢れるのは、なんだかもったいないような気がして、少し熱めのお湯につかりました(^^;)
2日目、出発前にキヌ枝さんがお抹茶をたててくれました。すてきな茶室で、木のいい香りがしました。お抹茶もとてもおいしかったです。
こんな感じで、私達の1泊2日の農家民泊は楽しく過ぎていきました。2日間という短い間でしたが、自然に囲まれた生活を送ってみると、いかに神戸に緑が少ないか…ということに気付かされました。見渡せば山だった綾部とは違い、見渡せばビルの神戸。帰ってきてから1週間ほど、普段の景色に少し違和感を覚えました。
また自然いっぱいの綾部へみんなで行きたいと思います。(了)
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すてきなエッセイをありがとうございました!
また旅をしに来てくださいね。
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