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『自然とともに平和をつくる』

(「現代農業」増刊号・農文協・2001年)
化石資源依存と戦争の20世紀から、地域生命資源活用による持続と共生の21世紀へ。そんな願いがこもったポスト9・11の希望の書。石油という有限の化石資源の浪費が環境を破壊し、環境破壊が飢餓と貧困、怨嗟を招く。その悪循環を断つのは、「工業の農業化」。化石資源から生命資源への壮大な転換プランと、食とエネルギーの地域自給の実践を豊富に紹介し、「自然とともに平和をつくり」道筋を明らかにする大きなヒント集。
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『九州のムラ』

(九州のムラ出版室編・株式会社九州観光研究所発行・不定期刊)
九州の安心院町の農家民泊先で出会った衝撃的な本です。グリーンツーリズムの最先端をゆく九州にはこんなすごい雑誌(年2〜3回発行)がありました。ムラのちから、可能性に出会える超おすすめ本です。定期購読をおすすめします!
※九州観光研究所の連絡先:
092−412−3252 
http://www.mmjp.or.jp/kyushu
現在9号まで発行されています。1冊1000円、定期購読可。
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『ぼくとわたしの春夏秋冬』

(財団法人イオン環境財団+里地ネットワーク編・里地ネットワーク発行・2001年)
里地ネットワークの竹田純一さんが「子どもの頃に遊んだ身近な里地・里山の自然の豊かさ、多様さを少しでも多くの子どもたちに知ってもらいたい」「営々と続いてきた地域の暮らしや文化、人と自然が織り成す様々な知恵をおじいさん、おばあさんから引き継いでもらいたい」、そんな願いを込めてつくられた体験画用紙ブック(塗り絵+ワーク)です。ドロダンゴや水鉄砲、草原の首かざり、竹で釣り竿をつくろう、里山でままごとをしょう、川や水辺で遊ぼう、と里地・里山での遊びがさらに楽しくなるおすすめ本です。※お問合せは里地ネットワーク事務局(電話03−3500−3559)まで。1冊500円で入手可能です。http://member.nifty.ne.jp/satochi
  Email:QWS04137@nifty.ne.jp
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『イラスト 里山の手入れ図鑑』

(中川重年監修・社団法人全国林業改良普及協会
・2000年)
里山の見方と手入れのプランづくり、雑木林の手入れ、里山の人工林の手入れ、湿地の手入れ、竹林の手入れ、森の材料でつくろうなどイラスト豊富でわかりやすく入門書としてまた総合学習にも最適です。参考図書も充実。安全な作業、必要な道具や服装のことなど、本当に優れたガイドです。※社団法人全国林業改良普及協会
03−3583−8461 
URL:http://www.ringyou.or.jp
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『「百姓仕事」が自然をつくる』

(宇根豊著・築地書館・2001年)
田んぼ、里山、赤トンボ・・・・美しい日本の風景は農業が生産してきた。生き物のにぎわいと結ばれてきた百姓仕事の心地よさと面白さを「農と自然の研究所」代表・宇根さんが語り尽くします。いま、目が離せない宇根さんのニッポン農業再生宣言。いま、私たちの「仕事観(=哲学)」が問われているのですね。仕事とは何かを迫られる21世紀必読書といっていいかもしれません。
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『おばあちゃんの手当て法
〜身近な食品で元気な毎日〜』

(正食協会編・JDC・1996年)
「手当て」という言葉は、患部に手を当てることから生まれた、最も根源的な、最も自然な治療法です。おばあちゃんがおばあちゃんから聞いた身近な食品・食物による手当て法に書かれた常備薬ならぬ常備本ともいうべき良著です。風邪のときの梅醤番茶、高熱のときには豆腐、その他、やけど、せきどめ、喘息、打ち身、目の病などなんでも身近なモノで手当てしていきます。※絶版ですが、なんとか再刊してほしい1冊です。
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『一条ふみさんの自分で治す草と野菜の常備薬』

(一条ふみ著・自然食通信社・1998年)
命の痛みを自らの体に聞き、癒して生きる。その大きな味方になってくれる薬草たちのとの出会い。里にはそんな力がありました。現代人に増えている病として、糖尿病(ヨモギ)、肝臓(ツユ草)、内蔵(スギナ)、中風(フキ)、また身近なものを使って、排毒をドクダミで、胃腸の薬としてハコベなど草と野菜の常備薬の宝庫です。本当に本当に尊い1冊です。※自然食通信社 電話:03−3816−3857)
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『手づくりのすすめ』

(自然食通信社編集部編・自然食通信社発行・1987年)
春夏秋冬、この国にはたくさんの手づくりされてこられた食べ物があります。酒まんじゅう、味噌、麹、自家製酵母パン、お茶、山菜の保存、豆腐、梅干、干物、柿酢、醤油、コンニャク、水あめ、麩、そば・うどん、つくだ煮などなど。食べものを手づくりするということは、様々なことを気づかせてくれます。素人の手には負えないものと思っていたものが、いともあざやかに形になってしまう楽しさ、驚き。21世紀は手仕事の時代、とあらためて痛感するするとともに、こうして1冊の本としてまとめられ発行されていることに感謝する次第です。
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『旅をする木』

(星野道夫著・文春文庫・1999年)
極北の自然や人々に魅せられたアラスカ在住の写真家・星野道夫さんの生前最後のエッセイ集。著者は1996年、ロシアのカムチャッカ半島でヒグマに襲われ亡くなりました。本書は数ある著書の中でも「人としての最高の幸福は何か」を伝えてくれる名作です。1997年の初公開以来、ロングラン上映を続けるドキュメンタリー映画「ガイアシンフォニー(地球交響曲)第3番」に登場後、人気はますます高まり、今も多くのファンが増え続けています。※現在、第1〜4番が全国各地で自主上映されています。ぜひどこかでご縁がありますように。