2006年07月04日
「発信修行」・・・VOL.267(2006.07.04)

「発信修行」
昨年の七夕の日に始めた
里山ねっと・あやべの「スタッフブログ」。
早いもので1年が経ちます。
びっくりです・・・。
自己紹介を除き、
フォトログ「BLISSFUL CITY」に
1年間で書き込んだ記事数は「160日」。
365日÷160日ということで
2.28日に1回、更新(アップ)した計算になります。
写真とコメント(ミニメッセージ)。
文だけでもいいのですが、
いい写真(自分なりに納得がいく写真)が撮れないと
公開できないので、
そういう意味では、フォトログって、
なかなか高いハードルでした。
この1年の月別更新数を振り返ってみると
こんな感じです。
2005年
07月・・・16
08月・・・05
09月・・・10
10月・・・14
11月・・・21
12月・・・30
2006年
01月・・・16
02月・・・07
03月・・・02
04月・・・12
05月・・・15
06月・・・12
意外ですが、12月、たくさん撮れたのは
雪の日が多かったからかもしれません。
2~3月、少なかったのはバテていたのかも。
こうして12ヶ月を振り返ってみると
いろいろ反省すべきことも多いのですが、
それ以上に、フォトログを始めてよかったなあ
という思いでいっぱいです。
BLISSFUL CITYは
母校である旧豊里西小学校のエリアの
ユニークなもの、アートなものなどに光をあてる
というコンセプトでした。
「あの写真、おもしろかったね」とか
コメントをいただいたり、
近所の子どもたちも見てくれたり、
身近なものに関心をもってもらえたり。
ほんとうにたくさんのことを学ばせていただき、感謝です。
あるとき、情報発信についてコメントを求められました。
ぼくが小さな町や村の首長なら、
役場の全職員にブログをさせます
といったら、それいいですね!と
レスポンスをいただきました。
住民全員やスタッフ全員がブロガー。
村人全員が情報発信するまち。
いつかそんな時代が来るかもですね。
とにかく、1年間、ありがとうございました!
拙い写真と文にお付き合いくださり、感謝です。
あるものでどれだけ撮れるか。
修行は続きます・・・。
(文・塩見直紀)
投稿者 satoyama : 19:13 | コメント (0)
2006年06月20日
「草刈り」・・・VOL.265(2006.06.20)

「草刈り」
6月11日(日)は
朝8時から「自治会の土地」の草刈り作業でした。
役員(自治会長など4役+組長又は代理10名)は出役し、
14台の草払い機をびゅんびゅん回し、
あちこちの草を刈っていきます。
参加者の年代を見てみると
70代 1人
60代 4人
50代 5人
40代 4人
平均年齢は56歳くらいのようです。
「限界集落」というキーワードがありますが、
56歳だと、若いといえば若いのかもしれません。
1年に何人の人が通るんだろう、
何台の車が通るんだろうという道があります。
人が入ると草の生え方も違ってきます。
草刈りをしながら思うのは
草を刈らないと、どうなるかということです・・・。
ススキや茅がはえて、極相(クライマックス)へと
向かうのでしょう。
いままでは人が自然に向かって
領土、領地を広げていってましたが
いま村では、自然のほうが攻勢です・・・。
先日、散歩していたら、
あるはずの道がなくなっているところが
ありました・・・。
あるはずの道がない。
そんなことがあるんですね。
草刈りの作業は午前中の約3時間弱ですが、
いろんなことを身体で教わります。
7月9日(日)はお寺の草刈。
みんなでいっせいに作業をするって
すごいなと思う日でもあります。
(文・塩見直紀)
投稿者 satoyama : 06:00 | コメント (0)
2006年03月14日
「里山の魔法」・・・VOL.251(2006.03.14)
「里山の魔法」
ぼくは、魔法は絶対にあると思う。
魔法というのは、春になって、水が温んで、
川の中でカエルの卵がオタマジャクシになる。
これは魔法だよ。
オタマジャクシのシッポがとれてカエルになる。
これは魔法だよ。
ぼくは魔法なんて小さいときから見ている。
魔法はあるんだよ。
これはC・W・ニコルさん(作家)のことばです。
こんなすてきなことばを紹介してくださったのは
世界的ベストセラーであるハリーポッターを
翻訳された松岡佑子さんです。
(講演録『夢と言葉と魔法を少し』より)
これからの里山は特に魔法のシーズン!
いろんな魔法に出会えます。
すてきな季節の到来!
花粉症の方にはつらい季節かもしれませんが、
2006年の春の魔法を楽しめたらと思います。
魔法といえば、こんな言葉も思い出しました。
薔薇はなぜという理由なしに咲いている。
薔薇はただ咲くべく咲いている。
(シレジウス)
地球の魔法って、生きるって、不思議なことですね。
(文・塩見直紀)
投稿者 satoyama : 07:45 | コメント (0)
2006年02月07日
「テレビ力(りょく)」・・・VOL.246(2006.02.07)
「テレビ力(りょく)」
06年2月4日、テレビ東京の土曜スペシャル
「冬に行く体験民宿」で綾部が23分間、紹介されました。
主な登場人物は
農家民泊「素のまんま」の芝原キヌ枝さんです。
放映当夜、なんと放映中からたくさんお電話をいただきました。
放映中からとはすごいです!
翌日も月曜も火曜も電話がたくさん鳴りました・・・。
ホームページのアクセス数も激増!
芝原さんの「素のまんま」で農家民泊を
すでに体験された東京の方からは
「見て涙がでました」と尊いメールもいただきました。
テレビってすごいですね。
関東だけでなく、静岡、岐阜、
関西圏でも放映されたようです。
お電話でお話していると
求めておられるもの(ニーズなど)や
視聴者像なども伝わってきます。
とにかく、
番組を見て、綾部へ旅されることで、
新しい物語が綾部で生まれたらうれしいです。
ご覧いただいたみなさま、お電話いただいたみなさま、
来綾し、番組を制作してくださったみなさま、
そして、出演くださった芝原さん、黒谷和紙のみなさま、
ほんとうにありがとうございました!
農家民泊をご希望の方は事務局まで
お気軽にメールください!
(文・塩見直紀)
投稿者 satoyama : 05:26 | コメント (0)
2006年01月31日
「何もないからこそ、書こう」・・・VOL.244(2006.01.31)
「何もないからこそ、書こう」
毎年、春前になるとこの話題を書いている気がしますが・・・
このウィークリーメッセージもあと15回重ねていくと、
年52週×5年=260号
ということで、丸5年の記念日を迎えます。
里山ねっと・あやべのホームページを
なんとか充実させていこう
毎週、ホームページを更新しようと
ウィークリーでのメッセージ発信を始めたのは
2001年4月17日のことです。
いま思えば、
何もないからこそ、発信を試みた
のかもしれません。
もちろん
「ある」という確信があるからこそ
発信を試みたのですが、
「ないからこそ」のほうが気持ち的には
ぴったりな表現かもしれないって思います。
「石の上にも3年」は過ぎて、
さらに今度はものごとの成就の1つの指標である
「10年」という試練が待っていますが、
とにかく半分の「丸5年」までは休まず、発信したいと思います。
達成は06年5月16日(火)の予定。
達成が1か月遅れたのは、
数回のお盆や年末年始のメッセージ休暇と
「大事件」がおこって、1週だけ書けなかったためです。
書けるって、きっとしあわせな証拠、
平和な証拠ですね。
(文・塩見直紀)
投稿者 satoyama : 04:24 | コメント (0)
2006年01月17日
「雪かき棒」・・・VOL.243(2006.01.17)
「雪かき棒」
都市部でなら、わかるのですが、
この綾部でも売り切れが続出しました。
雪かき棒です。
みんな持っていそうだけど、
一家に数台の車を保有する時代、
車内に保管するためだったり、
最近はプラスチックで
壊れやすいからみんな買い求めるのかな。
そういう我が家も
やっとのことで手に入れました。
それまでの我が家の雪かき棒は・・・。
またブログでご紹介しますが、
父がその昔、手づくりした木のタイプです。
ぼくはそれがとっても愛着があるのでした。
雪かき棒をようやく買ったと思ったら、
雪が降らなくなりました。
でも、また寒くなりそうな感じです。
綾部を車で走っていると
雪の多い地域、少ない地域とさまざまです。
綾部も広いです。
1月20日は大寒。
雪の降ることが多い立春がやってきます。
雪による被害が少ないことを祈ります。
(文・塩見直紀)
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●第5回 あやべ観光写真コンテストのご案内(作品募集)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
行催事、伝統祭事、名勝旧跡、自然風物詩など、
綾部の四季を通しての、観光の魅力を写真に、と
「輝くあやべ・再発見」をテーマに観光写真コンテストが
おこなわれます。
市外の方も奮ってご応募ください。
応募受付期間:2006年1月4日(水)~1月31日(火)
主催:綾部市観光協会
[詳しくは→] http://www.ayabe-kankou.net/photo_con/photocon05.html
投稿者 satoyama : 04:18 | コメント (0)
2006年01月10日
「ポスト今森さん」・・・vol.242(2006.01.10)
「ポスト今森さん」
雪の風景写真を撮っておられる旅人風の
中高年男性を村の中で見かけました。
よく見ると
綾部マニアの徳平章さん(神戸在住)です。
お昼前、車中からそのお姿と出会い、
夕方、まだ撮影されている姿を見て驚きました。
さらに驚いたのは
数百枚撮影されたと聞いたこと。
住み慣れている人間だったら、
雪しかないよ
真っ白だ
撮るモノなんて何もないじゃない
といってしまうところなのですが
里山ねっと・あやべと出会って以来、
綾部のファン、綾部の伝道師になられ、
通いづめの徳平さん。
やはり見る目が違うのですね!
それにしても数百枚。
なかなか撮れません。
びっくりです!
交流が深まると
年賀状が増えると書いてきましたが、
デジカメが売れたり、
それも一眼レフタイプにグレードアップしたり、
写真関連のモノ(プリンターや用紙など)が
売れたりするのかも、ですね。
そういえば、徳平さん、
いつもと構え方が違うと思ったら
プロ仕様のデジタル一眼レフを
買われたそうです。
ポスト今森光彦さんになられるかも、です!
(文・塩見直紀)
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●第5回 あやべ観光写真コンテストのご案内(作品募集)
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行催事、伝統祭事、名勝旧跡、自然風物詩など、
綾部の四季を通しての、観光の魅力を写真に、と
「輝くあやべ・再発見」をテーマに観光写真コンテストが
おこなわれます。
市外の方も奮ってご応募ください。
応募受付期間:2006年1月4日(水)~1月31日(火)
主催:綾部市観光協会
[詳しくは→] http://www.ayabe-kankou.net/photo_con/photocon05.html
投稿者 satoyama : 03:33 | コメント (0)
2005年12月27日
「ベストショット2005賞(独断編)」・・・vol.240(2005.12.27)
「ベストショット2005賞(独断編)」
12月は1年を振り返る大事な内省のときです。
ということで、
スタッフブログもしてみましょう。
いろんな角度から振り返ることができるけれど
今回は、ぼくの好きなベストショットを
独断であげてみたいと思います。
スタッフのみなさま、お許しください!
●高倉武夫事務局長のあぜみち日記
のブログのなかで特に印象的だったのが
「里山米づくり塾」の指導をされたのは
我が家の隣の山下竹次さん(麦わら帽子、腰に手)。
これぞあぜ道日記。
とってもすてきな写真だなあと思います!
●塩見勝洋事務局次長の森の妖精
のブログのなかで特に印象的だったのが
里山ねっと近くの市民農園「実里ファーム」を
借りられている京都の潮見さん。
収穫物を持ってこられたときのまさにベストショットでした!
●スタッフの紅一点・安達智代女史の
デジカメ初心者のさとやま日記
のブログのなかで特に印象的だったのが
「エコ・チャリ生活」(7月27日)です!
インパクトが強く、コメントも多かったようです。
いまは「自転車の時代」なのだなあと実感しました。
それと
など、「食」ネタも印象深かったです。
その安達さんですが・・・
大雪の日(12月19日)、
車も自転車もあきらめ、市営の「あやバス」も休みで
里山ねっとまで5キロほどの距離を歩いてきてました。
お疲れ様でした(帰り、どうされたんですか?)。
さてさて、最後はおまけ、
拙者のBLISSFUL CITYですが、
火を取り扱うことの多いこの季節、お見せしたいということで
家事の多発する季節です。火の始末、お気をつけください。
ブログの修行中のスタッフですが、
みなさま、どのような感想をお持ちでしょうか?
綾部発のメッセージ力、情報発信力を高めるべく、
それぞれがブログの運営者となる「スタッフブログ」に
チャレンジしたのが2005年7月。
早いもので6か月が経ちました。
これからも綾部の魅力をお伝えしてまいりますので
みなさま、新年もご声援のほどよろしくお願いします!
ありがとうございました!
すてきな年の瀬をお迎えください。(文・塩見 直紀)
投稿者 satoyama : 03:54 | コメント (0)
2005年12月20日
「雪をもらう」・・・vol.239(2005.12.20)
「雪をもらう」
今年は雪が多いのかな。
家にもぐりこむカメムシが多かったので
村人はそんなことをいっていたのですが、
カメムシさんのお告げ?通り、
思いがけない大雪となりました・・・。
12月18日(日)は今年初めての「雪かき」。
我が家が所属している鍛冶屋自治会の
「4組(6戸)」では、
雪かきの目安として、
30センチ以上なら、
朝7時から、1戸に1名出役
となっています。
といっても、その前から
雪をかく音が聞こえてきます・・・。
80歳のおばあさんも
がんばってかいておられます。
おもしろかったのは
村人の挨拶(会話)です。
「ようけ(たくさん)もらいましたなあ」。
雪を天からもらう。
いいことばだなあとぼくは思うのでした。
たしかに
天からたくさんもらっちゃいました。
今年、カメムシさん、株をあげたようです。
(文・塩見直紀)
投稿者 satoyama : 10:47 | コメント (25)
2005年11月29日
「校長室の時間、1年生教室の時間」・・・vol.236(2005.11.29)
「校長室の時間、1年生教室の時間」
里山ねっと・あやべのスタッフの一員として
閉校となった旧豊里西小学校(母校)を
掃除しに来たのは、35歳のとき、2000年8月のことでした。
「1からのスタート」ということで
旧1年生の教室を里山ねっと・あやべの事務所
とさせていただきました。
1年生の教室の位置が学校の中心にあったからでもあります。
2005年11月、旧豊里西小学校は
宿泊可能な施設として、生まれ変わるために
大きな工事に入りました。
今回の工事は事務所を置いていた鉄筋の教室棟部分が対象です。
体育館と旧職員室があった木造部分は
さわらないので、
いま里山ねっとの事務局はなんと旧校長室に移っています。
小学校の頃、職員室に入った記憶はたくさんあっても
校長室の記憶はどうしても思い出せません。
ここに来たことがあるという人はきっと大物です・・・。
とにかく、
なぜいま、ここにいるのかということを考えると
とっても不思議な気分になるのです。
おもしろいのは
校長室窓の向こうに広がる風景。
手が届きそうなくらいすぐ近くなのですが
ここから見える風景は植林された杉と竹と笹竹です。
癒されるような、里山の課題と直面しているような。
工事が終わるまでの校長室での時間。
それはNPO法人が認可され、
新しい里山ねっと・あやべとなるために
里山の校長先生が与えてくれたような
大事な時間のようです。
(文・塩見 直紀)
投稿者 satoyama : 08:39 | コメント (0)
2005年11月22日
「ため池のある風景」・・・vol.235(2005.11.22)
「ため池のある風景」
田舎に住む僕たちにとっては、とっても
当たり前なのだけど、
なるほど、そんなふうに眠れるものに
光を当てる方法があるのかっていうことがたくさんあります。
ぼくにとっては少し衝撃的だったのが
全国ため池等整備事業推進協議会による
「ため池のある風景写真コンテスト」です。
「ため池のある風景写真コンテスト」。
http://www.eic.or.jp/news/?act=view&serial=11492
それは下記の趣旨で開催され、今年で第7回だそうです。
稲作の歴史とともに築造されたため池は、
農業用水の水源や洪水調節機能のほか、
最近は多様な生態系を保全するピオトープ、
水辺を楽しむ親水空間としても、
その価値が見直されてきている。
多くの人々にこうしたため池の存在や、
多様な機能を再認識してもらうために実施。
***
我が家もため池を利用し、
米作りをしているのですが
2001年、
里地ネットワークの竹田純一事務局長から
「ため池は都会の人にとってはめずらしもの」
と教わり、目からうろこでした。
21世紀の幕開けとなった2001年は
ぼくにとって、ため池新世紀でもあるのです。
(オーバーですけれど)
里山ねっと・あやべがある旧豊里西小学校区には
数えてみたら、約40のため池があることがわかりました。
水に苦労した地域だったのかもですね。
奈良のスローフォトグラファー
舩田伸二さんが
芝原キヌ枝さんの「素のまんま」で農家民泊されたあと、
この地まで足をのばしてくれました。
村を散策されるなかで
ため池で見つけ、おもしろいカタチでひかれましたと
写真を届けてくださったのが、菱(ひし)でした。
UFOのようなカタチをした菱。
なんともかっこいいカタチをした菱は
ため池写真コンテストと同じように
感性豊かな旅人によって、再び光を当てられるのですね。
日本にはすごい数のため池があり、
再び光が当たる日を待っているようです。
(文・塩見 直紀)
投稿者 satoyama : 01:20 | コメント (1)
2005年11月08日
カメムシさんのいいところ・・・Vol.233(2005.11.08)
「カメムシさんのいいところ」
今年はカメムシが多いね。
いま、これが田舎の話題です・・・。
滋賀の朽木の友人も言っていたので
綾部だけでなく、もしかしたら全国的な現象?
カメムシが家のなかにもぐりこんだりして、
越冬する年は雪が多いといいますが、
この冬の雪はどうかな。
威嚇の際、発するにおいが強烈で
みんなから嫌がられ者のカメムシさんですが
きっとどこかいいところがあるはず!
ふと、そんなことをこの秋、初めて思いました。
カメムシさんのいいところ。
誰だって、いいところがあるように
神さまが与えたすごい才能が
カメムシさんのどこかにも隠されているのです。
そんな目で地球の友を
あたたかく見ていこうとぼくは思うのでした。
(文・塩見 直紀)
投稿者 satoyama : 08:53 | コメント (1)
2005年11月01日
「ライフワーク@里山」・・・Vol.232(2005.11.01)
「ライフワーク@里山」
綾部に移住し、自然素材を使った染めや、織をされている
染織作家の森口靖彦・雪枝さん夫妻(草木染工房さらさ)は
里山のいろんな素材を使って、
さまざまな色を生み出されています。
森口さんの作品を見ていたら、
「里山の百色展」とか「千色展」とか
できたらおもしろいなあと思うようになりました。
わら、土壁、実った稲、栗、柿、南天、雪・・・。
先日のブログ(BLISSFUL CITY)で「小豆色」を紹介したのですが
小豆色は絶対、「里の千色」です。
杉の葉だって、軒下に大事においておいたら、
きれいな色に育ってました。
里山は自然な色、アースカラーの宝庫だなあと日々実感です。
「里の千色」を撮る。
里山に暮らしていて生れたライフワークです。
どんどん撮りためていきたいなあって思っています。
いま日本の各地にひろがっている
セイタカアワダチソウの黄色を入れざるを得ない時代が来るのかな
(文・塩見 直紀)
投稿者 satoyama : 09:20 | コメント (1)
2005年10月25日
「月のリズム」・・・vol.231(2005.10.25)
「月のリズム」
月の満ち欠けの入ったカレンダーを使うようになって
もうどれくらい経っでしょう。
10年ほど前から、それを意識するようになったのですが、
いまではそれが記されていないものは
考えられないくらいになってしまいました。
せめて、二十四節気だけでも
入っていてほしかったりするのですが
二十四節気が記されているものも
意外とすくなかったりするのです。
新しい秋の始まりを前に、
大型文具店では来年の手帳やカレンダーが
並べられていました。
いまは「和ブーム」「和の時代」のようで、
これからはかなり期待できそうです。
里山ねっと・あやべが二十四節気の日に発信する
「里山的生活メイルニュース」も3年半が経ったのですが
最近、よこたとしかつさんが
「新月・上弦・満月・下弦」という28日周期にあわせて、
4回発行するすてきなメルマガを創刊されました。
創刊するやいなや、大人気のメルマガとなっています。
時代はますます月のリズムや先人の知恵を
ライフスタイルに取り入れる方向へとゆっくりゆっくり流れているようです。
(文・塩見 直紀)
「月の魔法ナビゲーター」のよこたとしかつさん発行のメルマガは
以下の通りです。
月のリズムで生活する。本当の自分を知り豊かな生活を実践するための
「夢が10倍広がる♪幸せを呼ぶ心の健康習慣【月の魔法】」です。
http://www.mag2.com/m/0000166732.html
以上
投稿者 satoyama : 16:40 | コメント (1)
2005年10月18日
「すてきなお誘い」・・・vol.230(2005.10.18)
「すてきなお誘い」
子どもたちがスクールバスで帰ってくると
村が急に騒がしくなります。
先日、宿題を終えた近所の子どもたちがやってきて、
すてきな「お誘い」をしてくれました。
柿を取りにいこう。
そう声をかけられたときはなんだか嬉しくなりました。
物語の始まりはシンプルで
誰かの呼びかけで始まるといいますが
ほんとうにすてきな物語が生れそうな感じでした。
赤い実をたくさんつけた柿の木をめざして、
みんな里の道を歩いていきます。
子どもたちも背伸びをし、竹を操り、それぞれ収穫。
首が痛くなった子どもたちは今度は監督となって
ぼくをうまく操るのでした。
おいしい柿がいっぱいとれたね。
すてきな「お誘い」をありがとう!
(文・塩見 直紀)
投稿者 satoyama : 17:35 | コメント (1)
2005年10月04日
「村でお酒を」・・・vol.228(2005.10.04)
「村でお酒を」
いま、村祭りにむけて、青壮年は夜な夜な
笛、鐘、太鼓、唄の囃子と奴振りの練習をしています。
明日5日は中日(なかび)ということで
練習後、後半に向けてがんばりましょうということで
一杯飲む慣わしになっています。
田舎暮らしを希望される方によく尋ねられるのは、
「村仕事の頻度」や「飲む回数」です。
ウィークリーメッセージのVol. 218(2005.07.26)では
村仕事の回数を取り上げましたので
今回のウィークリーメッセージでは
僕が住む綾部市鍛治屋町の「村で飲む回数」を
リストアップしてみることにしました。
●一部の家だけ関係するもの
鍛治屋町には塩見や山下姓が多いのですが、
たとえば、塩見姓では、「先祖講(せんぞうこう)」という
恒例行事が年末にあります。
当番(持ち回り)の家を宿として、昼前に訪ねます。
専用の掛け軸をかけ、まずは般若心経を唱えます。
仕出し料理をとり、お昼を一緒に食べ、いろいろ話します。
以前は夕ご飯でしたが、高齢化で夜が大変ということで
数年前から昼食になっています。昔は昼夜食べ、
お餅をついたり、大変だったようです。
今年は我が家が当番になっています。
塩見姓でもそうした食事がない場合もあり、コミュニケーションの仕方は
それぞれ違っています。
●自治会全戸対象
毎年1月中旬、公民館に1戸1名が集い、産土講(うぶすなこう)という
恒例行事があります。
1年間、健やかに過ごせるように産土の神さまに
お願いをするのです。
般若心経を唱和、テーブルに組単位で座り、
注文したお弁当を一緒に食べます。
厄年の人はお酒を供えるようです。
来年、僕も供えます・・・。
●自治会の組単位
鍛治屋町の場合は80数戸あり、6~9戸で1組を構成し、
10組まであります。
僕が所属する4組では、毎年新年会として、
市内の料亭に夫婦で行き、鍋(カニ)を食べることになっています。
予算は毎月1戸1500円ずつ積み立てています。
組によっては自宅で宴をおこなう場合もあったり、
旅行に行ったりする組もあります。
●祭り関係
・禰宜(ねぎ)(10年に1回当番がまわってきます/組単位)の場合
祭りの宵宮の夜、組単位で神社で籠ります。
・鐘、太鼓、笛など囃子方、鳥毛廻しをする奴の場合
寄り初め(初日)、中日(なかび)、宵宮と本宮、終了後と
お酒を飲む機会があります。
●自治会役員になった場合
四役(正副自治会長、農事部長、会計/現在は55歳~65歳が就任)と
組長(30代後半~70歳前半)は
期の初めと終わりに飲む機会があります。鍛治屋町の場合は任期は2年です。
また研修旅行で1泊するのが通例です。
●20~30代男性
消防団(毎月の訓練・見回りなど)に入団すると飲む機会もあります。
以上が現在の主な飲む機会です。
村仕事という協働の機会が減っているように
飲む機会も同じように減っているようです。
また昔はお酒を飲むことが楽しみだったし、
娯楽の1つだった。
人生の先輩と飲む機会を得たら、
僕はよく「昔のこと」を尋ねるようにしています。
ということで、ペンとノートは必携です。
酔っていてもメモをとらなきゃと思うのでした・・・。
「地元学」な機会を大切に
これからもいろんなことを学ばせていただこうと思っています。
(文・塩見 直紀)
※村祭りですが、
10月16日正午から、里山ねっと・あやべ前の広場で
おこなわれます。
小さな村のお祭りですが、ぜひおいでくさい!
投稿者 satoyama : 16:26 | コメント (0)
2005年09月27日
「わら5段活用」・・・vol.227(2005.09.27)
「わら5段活用」
稲刈りが終わって、彼岸花が咲き、金木犀の香りが
漂いはじめると、そろそろ村祭りです。
9月25日の夜、「寄り初め」といわれる集会がありました。
村祭りの囃子の役を担う青壮年が公民館に集い、練習日を決め、
一杯飲む慣わしです。
稲刈りを終え、稲架での天日干しをし、
脱穀(籾とわらの分離作業)を終えると、気が抜けたようになります。
寄り初めの次の日、田んぼに赴きました。
わらを田んぼにお返しするためです。
「押し切り」という道具を使って切り刻んで散布してもいいし、
自然農法のように、切らずにそのままお返しするのでもいいのです。
手刈りをした箇所では、昨年のわらを使って、切った稲を束ねました。
バインダーのような機械刈りでは、麻ひも(ジュート)ですが、
やはりわらで束ねたほうがおしゃれだなあって思います。
すてきだなあって思うのは、
わらとわらの先端を結び、長いひも状にして
それでわらを10束ほど括るということ。
買ってきたものを使うのではなくて
すべてはもうそろっている、のですね。
わらじになったり、むしろ(敷物)になったり、
注連縄になったり・・・。
わらって、ほんとうにすごいですね。
田園はいろんなことを教えてくれます。
生れ故郷の田んぼにかえったわらさん。ほんとうにありがとうです。
(文・塩見直紀)
●インフォメーション
村祭りの日程ですが、宵宮は10月15日(土)夕、
本宮は16日(日)正午よりとなっています。
場所:里山ねっと・あやべ前広場にて。
投稿者 satoyama : 20:00 | コメント (0)
2005年09月20日
かみさまの言うとおり・・・VOL.226(2005.09.20)
「かみさまの言うとおり」
10年目の米作り。
いよいよ明日(9月21日)は脱穀作業です。
稲架(いなき)で干した稲も、雨が少なくて順調に乾いています。
天日干しというのは、すべてをお天道様におまかせするということ。
それによって
次の作業の日取りを決めさせていただくことなのですが、
忙しい現代人には不向きだなあって思います。
人間がスケジュールを決めれないって、現代においてはすごいことですね!
もしかしたらこれは
すごく尊いことかもしれないし、すてきなことなのかもしれないって
思えるようになりました。
去年の手帳を取り出してきて、データを見てみると、
稲刈り日も遅いけれど、雨が多かった昨年は
雨の合間の10月7日に脱穀をしていました。
その日も夕方、また雨が降り出したのでした。
脱穀(籾とわらの分離作業)後も、
もみすり(籾殻をとり、玄米にする作業)があり、
新米をいただくにはまだ次の工程があります。
そうこうしているうちに、
我が家の栗(丹波栗?)もそろそろ落下の頃となりました。
新米と丹波の栗と。
おいしい秋、目前ですね!
(文・塩見直紀)
投稿者 satoyama : 15:42 | コメント (52)
2005年09月06日
稲刈りの思い出・・・224(2005.09.06)
「稲刈りの思い出」
9月10日は「あやべ里山米作り塾」の稲刈り日。
ありがたいもので台風も進路を変えてくれ、
稲も倒れずに、塾生の来綾を待ってくれているようです。
当日は専用の稲刈り鎌(かま)と
1列を刈りながら束ねてくれるバインダーという稲刈り機を
使って、稲刈りを行う予定になっています。
いまでは稲刈り機も大型化し、戦車のような大きなサイズの
機械まで登場している時代ですが
このバインダーという機械は
昭和40年代に全盛期をむかえた初期タイプの機械といえるかもしれません。
当時はほんとうに画期的な機械だったことでしょう。
そのバインダーですが、なんとライトがついていて、
夜間の作業が可能です。
もちろん耕うん機やコンバインなどにもライトはついていますが
ぼくはこのライトを見るたびに、
家族で稲刈りをして、夜になってしまった日を思い出すのです。
そのライトに照らされながら、稲を稲架(いなき)にかけました。
いまではなつかしい思い出です。
暗くなって作業をする人はほとんどいなくなりましたが
昔はこのライトが重宝したことでしょう。
稲刈り機にライト。
これは地球のめぐりの観点からも
合点がいきます。
この頃はだんだん夜になるのが早いのですね。
今号の里山的生活メイルニュースより
二十四節気の昼間の長さを掲載しています。
以下のように二十四節気ごとに約30分、
昼の時間が短くなっていきます。
09月07日=白露(東京の昼の長さ→12時間44分)
09月23日=秋分(東京の昼の長さ→12時間08分)
10月08日=寒露(東京の昼の長さ→11時間35分)
10月23日=霜降(東京の昼の長さ→11時間02分)
いまでは早い稲刈りですが、
昭和40年代といえば、10月の稲刈りだったのです。
10月中旬のお祭りの前、
7段くらいの稲架(いなき)から
お天道様をいっぱい浴びた稲の香りが漂ってきたことを思い出します。
(文・塩見 直紀)
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■インフォメーション ■ NPO 里山ねっと・あやべ の設立に向けて
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市民の生活に密着した里山や恵まれた自然環境を保全し、この潜在的な
財産をこれからの時代における地域開発の原動力とするため、知識や
情報、人々のネットワークを結集した組織の形成を目指して平成12年
7月「里山ねっと・あやべ」を設立してから5年が経過しました。
「里山ねっと・あやべ」は、市内外から多くの有識者を招くとともに、
地元の方々にも積極的に参加いただくことで、歴史、風土などの
優れた地域資源を活用し、学術、産業をも融和した非開発型の新しい
地域開発のあり方を研究し、実践する市民組織を目指して活動し、
人と自然に与えられた舞台を活用すべく各種交流事業等を取り組み
大きな成果をあげてきました。
平成17年度、「里山交流研修センター」に宿泊機能を付加する
整備工事等が行われることとなり、活動を更に発展し、新たな事業
展開も含めて、都市農村交流から定住促進に向けての調査・研究と
各種交流事業を行うため、特定非営利活動法人「里山ねっと・あやべ」
としてスタートします。
正会員として参画いただきたくご案内させていただきます。
賛助会員としての申し込みもあわせて募集させていただきます。
設立総会を平成17年9月24日(土)午後2時から里山交流
研修センターにおいて開催させていただきますので、9月18日
までに事務局までお申し出ください。
○正会員 年会費 5,000円
○賛助会員 年会費 1口 1,000円
投稿者 satoyama : 18:03 | コメント (0)
2005年08月30日
「里山的ブロガー(2)」・・・VOL.223(2005.08.30)
綾部発のメッセージ力、情報発信力を高めるべく、
事務局長以下、スタッフ4名が、それぞれのブログの運営者となる
以下のような「スタッフブログ」に
チャレンジして、1か月が経ちました。
・高倉 武夫(事務局長)・・・「あぜみち日記」
http://www.satoyama.gr.jp/blog/azemichi/
・塩見 勝洋・・・「森の妖精」
http://www.satoyama.gr.jp/blog/sylvan/
・安達 智代・・・「デジカメ初心者のさとやま日記」
http://www.satoyama.gr.jp/blog/wind/
・塩見 直紀・・・「BLISSFUL CITY」
http://www.satoyama.gr.jp/blog/con/
いまもブログの修行中なのですが、みなさま、どのような感想をお持ちでしょうか?
途中、サーバーダウンというアクシデントがあり、
こころもダウンしてしまいましたが・・・、
いまではすっかり回復しています。
※せっかくコメントいただきましたのに
ダウンとともに消えてしまいましたこと、
心よりお詫び申し上げます・・・。
写真を活かしたブログを初めてスタッフはどう変ったのか。
・シャッターチャンスに敏感になった
・PR力、情報発信力が高まった
・コミュニケーションが深まった
など、いろんな効果が出ています。
そして、何より、
毎日が以前に増して楽しくなっているようです。
ブログのチカラ。
すごいですね!
1つのメディアがこんなに人を変えるなんて。
市民農園で収穫された大きなきゅうりの写真のように
(森の妖精 http://www.satoyama.gr.jp/blog/sylvan/)
カメラを構えて、みなさまのお越しをお待ちしています。
ブログによって、綾部発のメッセージ力がどんどん高まり、
コミュニケーションが生まれ、「新しい風」が吹くといいなと思います。
みなさま、今後ともご声援のほどよろしくお願いします!
(文・塩見 直紀)
投稿者 satoyama : 12:13 | コメント (48)
2005年08月23日
「案山子のチカラ」・・・VOL.222(2005.08.23)
10年目の米作り。収穫の日がだんだん近づいてきています。
今年のみ面積を半分以下の1反(50×20m)にしました。
昔ながらの縦横1尺(約30cm)間隔。
植えた苗の株数を数えてみると約6000本でした。
6000株がいったい何キロのお米になるのかな。
とっても楽しみにしていたのですが・・・
8月の初め、イノシシ親子が田んぼで戯れ、いや大暴れしていました。
田んぼには「V」のサイン入り。
里山ねっと・あやべ主催の「あやべ里山米作り塾」の田んぼはというと・・・
塾生制作の12体の「案山子」のお陰か、無事だったようです。
「案山子力(かかし・りょく)」、すごいですね!
塾の田んぼがある鍛治屋町民による「案山子の人気投票」。
こどもからお年寄りまでたくさん投票いただき、
投票結果がでています。
制作者(塾生)への発表は次回の稲刈りの日(9月10日予定)です。
「あやべ里山米作り塾」の田んぼは
お世話をいただいた地元・山下竹次さんの陰日向のご努力もあって、
周囲の方も驚かれるほどの豊作となっています。
塾生のみなさま、新米、楽しみですね!
(文・塩見 直紀)